おはようございます。ぽのヨガユキコです。
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子供ってふと確信をついたようなことをいう事はありませんか？

「せっかく生まれてきたんだから毎日楽しくいた方がいいじゃん！」

これは、10歳の時の娘がぽろっと言った言葉なんです。その通りと思ったのですが、数十年長く生きている私からみるとまだまだ可愛い小さな娘が大人びたことを言っている、その状況に思わず可愛くて笑ってしまったのを思い出します。笑ってしまった事は後でちゃんと娘に謝りましたよ。

アーユルヴェーダの師が教えて下さったのですが、古代インドの社会的な規範を記した聖典「マヌ法典」には四住期という考え方があるそうです。人生を４つのステージで考えるんです。0～25歳ころまでの学生期、25歳～50歳までの家住期、50～75歳までの林住期、75歳～の遊行期。

学生期は目上の人の下で心と身体を鍛え生きるための術を多く学ぶ、地を固める時期。家住期は社会人としての力を備え家族を大切にし仕事への責任がかせられる、頑張る火の時期。林住期は第２の人生、収穫期や黄金期とも言われ自身の生き方を考える事を大切にする時期であり、後輩を育てるアドバイザーとしての役割をもつ、火と風の時期。最終ステージの遊行期は気持ちよくすべてと別れることができるように元気なうちから身辺整理や死後のことについて考え、この世に対しての執着を一切捨て自由になる、風の時期。

ただライフステージは人それぞれですし、年齢で４つのステージに区切るのではなく自分の思った通りに人生を決めることができるんだと思います。私はステージで言うと家住期ですが、執着を捨て自由に生きる遊行期のような人生にしていきたいなぁと。

諏訪中央病院名誉院長・鎌田先生の『遊行を生きる』という本からお言葉をお借りすると、「遊行期にさしかかったら、人生の問題なんか横に置いて、幼い子供のように肩の力を抜き、無邪気に戯れながら、やがて土に還っていけばいいのだと思います」
私も本当にそう思います。

人間はもっと遊ばなければ！！

１０歳の頃の娘が言った「せっかく生まれてきたんだから毎日楽しくいた方がいいじゃん！」という言葉。もしかしたらすでに子供達の方が一瞬一瞬を遊び楽しむことに気付いているのかもしれませんね。本日も健やかに楽しくいきましょう！

ぽのヨガ✳︎ユキコ


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