こんばんは！ぽのヨガのゆきこです。
午後は雨がしとしと降ってきましたね。雨垂れの音を聞いていたら、この数ヶ月のことが浮かんできたので書いています。それにしても、とても久しぶりの投稿になってしまいました。皆さまお変わりないでしょうか？

私はこの数ヶ月でセラピストの活動を始めました。昨年は解剖学でお世話になっている鍼灸師の先生へ「ヘッドショルダーセラピー」、今年に入ってから赤坂のスパへ「オイルトリートメント」を学びに行っていました。なぜこのように新たな分野を学び始めたかをお話ししようと思います。

「受動」と「能動」という言葉が一歩踏み出したきっかけになりました。受動は他からの動きのこと、能動は自らの意思で動くこと。ヨガはクラスへ自分の意思で出向き、自分で身体を動かし、コミュニティに参加して能動的に行うものです。それはある程度の心の元気と身体の元気が必要になります。仕事で疲れ切っている時は家でゆっくり休みたいですよね。とても分かります。自分でも気付かない領域まで身体を酷使している方でも、本当はヨガに参加したい！本当は自分のやりたいことを実行したい！･･･と話される方が多いのも事実です。能動的に動けるまでの身体の状態に戻れていない、という事です。

ヨガで究極のリラクゼーションといわれる瞑想法、ヨガニドラーを開催することもあるのですが、もっと直接的に「はぁ～」っとため息が出るように身体の力を抜いてあげることが出来れば、やりたいことの背中を押せるのでは･･･というのがセラピストになろうと決めたきっかけです。自分でも気付いていない身体の緊張がほぐれたとき、心のエネルギーや意思が湧いてきます。もちろん波はあるし、私もヨガをやってるからストレスがない訳ではなく、静と動のバランスを取り日々メンテナンスしながら過ごしています。

ヨガ哲学では「肉体とは、魂が五感を通して今世を体験し冒険する為の乗り物である」といいます。手綱を握るのは内側に宿る魂（真我）です。長生きしようとかではなくて、限りある肉体の寿命をどう全うしていくか。シンプルに思うのは、身体が元気だと心も結構元気だということです。ヨガやセラピーが持つ意味がここにあります。

過去に気を張っていないと心身を保てなかった時、友人達にふわっと抱きしめられ「手当て」の力を強く感じた経験がありました。自分でも気付いていなかった肩の力み、背中のハリ、喉の詰まり、奥歯のかみしめ、頭の緊張、呼吸の浅さ・・・症状は数えきれませんが、全てがほどけていくようでした。その一瞬の手当てがあったから本来の自分に気付きました。

ぜひ、いま隣にいる人に触れてあげて下さい。恥ずかしい時は背中や肩に手を置くだけでもいいです。セルフケアもとてもいいです。受動だから解決できること、能動だから解決できることがあります。次回もぽつぽつ浮かんできたら書きたいと思います。長文、最後まで読んで下さりありがとうございました。

では、今週もヨガやセラピーでお会いできるのを楽しみにしています！Yukiko

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