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【レッスンレポート】2023.2月レッスンが終了しました。
Ciao a tutti!!(チャオ!! みなさん!!) La mangiatriceのIKUKOです。
今日は北海道内の高等学校の卒業式ですね。ご卒業おめでとうございます!!
うん、めでたいです♡
では、2月レッスンのレポートです。2月は「豚肉」に焦点をあてたメニューをご紹介しました
「ポテトミルフィーユ チーズとベーコンと」
ポテト、チーズ、ベーコンという相性抜群トリオを重ねてミルフィーユ仕立てに。食べる前から間違いない美味しさというのはおわかりですね。火の通りを同時に仕上げるための下準備、おすすめのポテトの種類、ヨーロッパで食べられているポテト、おすすめのチーズなど、ポイントをお伝えしていざ実食。「永遠に食べ続けていられる美味しさ♡」との感想もいただきました。
オーブン皿で豪華に作り、切り分けていただくなどアレンジも楽しめますね。
「パスタ エ ファジョーリ」(パスタとお豆の食べるスープ)
地元産うずら豆をショートパスタと一緒にいただく、食べるスープ。スープには、塊の豚肩ロースを加え、お豆と一緒に煮込みます。
柔らかくお豆が炊けたら、お好みのショートパスタを加え、あとはお塩で味を整えるだけ。一見、手の込んだように見えるスープですが、実はとっても簡単でシンプル。なのに滋味深く、この季節にピッタリな身体暖まる一皿なのです。ほくほくのお豆、モチっとしたショートパスタ、柔らかくも弾力があってお肉の風味がしっかりと感じられる豚肉、それぞれの食感も楽しめます。
今回はシンプルに仕上げましたが、ポテトやニンジンなどの根菜を加えてさらに具沢山なスープにしてもよし、うずら豆の代わりにお好みのお豆で作ってもよし、と応用が効くので飽きずにいただけるのも嬉しいですね。
「ローストスペアリブ」
骨付きスペアリブに切り込みをいれて、特性ハーブ塩をすりこませて、オーブンへ。ローストならではの焼き色と、ジューシーに仕上げる温度調整がポイントです。
「スペアリブ」というと、アウトドア料理でバーベキューソースで下味を漬けて、というのがメジャーなのでしょうが、この特性ハーブ塩が豚肉ととっても相性がよく、皆さんこの風味を喜んでくださいました。スペアリブの他にも、もも肉の塊や、バラ肉の塊でも楽しめます。違った部位で作ると、風味や食感も変わりますので、それぞれお好みのローストポークを見つけるのも楽しいですね。
今回のテーマは「豚肉」。取り扱ったのは「モリマサ商店」さんの「モリマサ放牧豚」です(https://www.morimasa-store.com/)。
昨年、モリマサさんから当レッスンにお申込み・参加いただいたのがご縁でこの放牧豚を知りました。
地元であるということ(めちゃくちゃ地元、ご近所さんというくらい笑)、なぜ放牧豚なのか、豚さんたちに向けられる愛情のかけ方、スーパーで目にする豚肉と放牧豚の違い、実際に牧場へ見学もさせていただき、この放牧豚をレッスンで紹介したいな、と思い扱わせていただきました。
狭い豚舎の中で過ごして出荷された豚肉と違い、抗生物質の混ざった穀物飼料に頼らず、地元農家さんから分けていただいたお野菜を食べ、青空の下で元気に動き回りストレスなく育った豚さんたち。野性味あふれる食味でありながら、臭みはなく、脂身がサラッとしていて甘みを感じました。濃いお肉の味がしながらも、香りがきれいなのです。
放牧とあって、あちこち動き回り運動しているのでしっかりと筋肉質なお肉。世間一般では「硬い」と評され「柔らかいお肉」が評価されるこの時代、正直レッスンではどうかな?と不安もありました。
しかし、皆さん「お肉の味が濃い」「噛めば噛むほど味わいが深くなって美味しい」「脂身が苦手だけど、ここの脂は臭みがなく甘みがあってとてもおいしい」「ヨーロッパで食べた、お肉の味がする」と高評価でした。ああ、良かった~♪
さらに、「ベーコンとかハムとかにしたら、美味しいそう。加工肉に向いてますね」「あそこのレストランのシェフはこうした野性味のあるお肉好みだから紹介したい」「一頭買いできるのかしら?(!!)」などなど、きっとモリマサさんが聞いたら嬉しいだろうな、という感想やご意見でにぎやかなレッスンとなりました。
ドルチェ「シュー・パリゴー(パリ野郎)」
パリ野郎と名のついたシュークリーム。シュー皮にアーモンドダイスをちりばめて焼き上げ、香ばしさをプラスしました。透明なキューブ型に一つ一つシュークリームを納め、パリの煌びやかな雰囲気を表現。キラキラボックスにおさまった「野郎」たち(笑)ですが、みなさん喜んでいただけたので、パリゴーたちも照れながらも嬉しいに違いないですね。
雪解けがスピードアップしてきて、雪の下には春を告げる花や山菜が眠りから覚めだしているのかな、と思う3月の初日。春ももうすぐですね。
ではまた、次回のメルマガをお楽しみに~
Ci vediamo alla prossima!
Ciao!!