ラ マンジャトリーチェ/La mangiatrice

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【レッスンレポート】2023.1月レッスンが終了しました。

Ciao a tutti!!(チャオ!! みなさん!!) La mangiatriceのIKUKOです。
あっという間に2月も10日を優に越しましたね。2月はいつもよりも日数が少ないので、まもなく後半に突入!!
時のスピードに追い付けない毎日です。1月レッスンレポートもこんなに間を置いてしまうという・・・。
さてさて1月レッスンのレポートです。

1月は魚介を扱ったメニューをご紹介しました。

「エビのレモンとミントのマリネ」
遡ること昨年の12月。今回のレッスンメニューをご案内した時、このような質問を受けました。「ミントって食べるんですか?飾りですか?」と。もちろん、答えは「Yes!!」(イタリア語なら「Si!! Si!!」ですね笑)
そうかそうか、ケーキの上に乗ってる飾り用ミントをイメージされたのかしら?と想像し、レッスンでは「ミントはこのマリネの風味を司る大切な構成員の一つですよ~。エビと一緒に召し上がりましょうね。」と説明し、いざ実食。
「ミント、いい仕事してますね。」「爽やかな香りがマリネの味をくっきりとさせて美味しいです」と、ミントの重要性を感じていただけました。もちろん、食べ終わったお皿の上にはミントの葉は一枚も残ってませんでしたね(笑)オリーブオイルとの相性も良くって、みなさんマリネ液をパンに吸い込ませていただいてましたっけ。
さらに、このマリネ、ほんっとにほんっとに簡単で、簡単すぎるのに見映えが良いもんですから、みなさん銘々に「近々開催のお食事会メニュー、これにします」と宣言してくださってましたね。出来栄え、評価はどうでしたか?ご感想お聞かせくださいませネ。

「魚介とグリーンピースのスパゲッティ」
いままでは、グリーンピースと言えば、オムライスやミートソースの飾り、またはシュウマイにのっているくらいしか思いつかなかったのですが、イタリアってお豆を使ったメニューも豊富なんですよね。(2月レッスンではお豆の食べるスープをご紹介)ということでグリーンピースをたっぷりと用意して、魚介のエキスを吸い込ませてパスタでいただきましょう。
魚介の香りとグリーンピースの香り、海の幸と山の幸を一つにしたらお互いに喧嘩しそう、と思われますが、それぞれをつなぎ合わせてくれるのが、フレッシュでピリリと感じるオリーブオイル。シチリア産のオリーブオイルは魚介はもちろん、お野菜、根菜、豆、白身のお肉にもピッタリなので、相性抜群なのです。オリーブオイルは香りが豊かで、お出汁にもなるオイル、と言われますが、食材同士をつなぎ合わせてくれる力もある、万能オイルなのです。
こちらも、ちょっとしたコツやポイントをおさえれば、お店でいただくパスタとかわらない美味しさに仕上がります。ぜひ、お家ごはんのメニューに仲間入りさせてくださいね。

「魚介のカルトッチョ(紙包み焼き)」
カルトッチョと言っても、お魚次第でバリエーションは何通りにもなる嬉しいメニュー。今回は、冬の海の王様(と言ってもいいくらい?)、タラをご用意。タラはここ、道東ではとっても身近な存在。ですが、タラと一緒に包む、ハーブやオリーブ、ケイパーで紙一枚で隔たれた包みの世界は「ここは地中海ですか?」と言わんばかりの香りが漂いました。
オーブンで焼き上げた紙包みをお皿に移し、テーブルで紙を広げてさらにオリーブオイルをひと回し。演歌が似合う北海道の海が、紺碧の海に早変わりした一皿でしたね。

ドルチェ「抹茶のティラミス」
手前味噌ではありますが、得意中の得意、ティラミスを和のテイストに変えて抹茶風味に。この抹茶がティラミスのクリームと合うんですよね~。生クリームを使わないのでさっぱりと、そして卵でコクみをプラス。しっかり甘さを感じますが、抹茶のほろ苦さで最後までおいしくいただけます。お一人ずつココット容器でお出ししたのですが、次第にみなさんのいただくスピードが落ちてきて・・・。「しまった、量が多かったかな?」と思っていたら「食べ終わるのが惜しくて少しづつゆっくり食べてました」と。んもう~、びっくりさせないで~と思いながらもとっても嬉しい瞬間でした。

以上、1月は冷たい水の中をたくましく泳ぎ、旨みを蓄えたシーフードたちと新物オリーブオイルとの共演を楽しんでいただきました。

明日はSt.Valentino(聖バレンタイン)ですね。みなさん、チョコの準備はおすみですか?
寒さの厳しい日々が続いてますが、体調管理には十分気を付けてお過ごしくださいね。

ではまた、次回のメルマガをお楽しみに~
Ci vediamo alla prossima!
Ciao!!

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