mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
命を迎え送ること
皆さんこんにちは。
絵がきや晴加です。🌸
今日お伝えしたい内容は、
驚かせてしまうかもしれないのですが
きっと今の気持ちは、
今しか感じないココロだと思い
文章でも残したいと思いました。
----------------------------
実家の静岡で一緒に暮らしていた
祖母の容態が急変し
今意識不明の状態になり2日目が経ちました。
改めて想う命のこと。
"生きる"ということ。
私が日本文化や着物を好きになったきっかけは、
間違いなく祖母の存在があります。
20代から今年84歳まで着物を
ずっと着ていました。😊
「着物は、柄で季節や風景を味わえるんだよ♪」
「そうなんだ♪
じゃあ、着物は歩く美術館みたいだね♪」
そんな会話を
祖母と随分前にした記憶があります。
祖母からは、
その季節にしかできない帯の柄の説明を
よく教えてくれました。
「今はね、このお花が咲く時期なの。
この帯をつけるから、帯留めはこの色にして💕」
このような会話が日常にあったので、
日本文化の奥深さと美しさと魅力に
私は、どんどん惹かれていきました。
・
・
・
生きること と 旅立つことは
いつも隣り合わせになっていて、
生きている今だからこそ
死をしっかり意識することで
日々がより色鮮やかに輝く。
そう思って今日まで過ごしてきましたが、
今はより命について
向き合うことが増えています。
ずっと着物を着ていた祖母が、
2ヶ月前から体力の関係で
洋服の生活となり、
人生はじめてのショートヘアにし、
過ごしていた中。
3日前の朝、突然
着物を着てリビングへ来た時は
母もその時覚悟をしたと、
教えてくれました。
着物を着た日は、
おじいちゃんの床屋さんのお迎えに
一緒に行き、デートもしています。♡
先週には美容室へ行き
ネイルもしていたそう。♡
「立派!!!」
この一言に尽きます。
今は、おばあちゃんの命へ
エネルギーを送りつつ、
命を送る準備を家族としています。
このような中でも
家族の空気はいつもと変わらず
日常そのまま。
よく笑い笑顔が絶えない会話。
それが私たち家族が贈る
おばあちゃんに対する愛情です。
まるでここに居るように。♡
最後まで、
おばあちゃんのサポート
心を込めて行います。
----------------------------
突然のことで驚かせてしまったら
ごめんなさい。
命のこと皆さんと共に
共有したいと思いました。
私は、いつか必ず
この日々を作品として形とします。
その時はご報告させてください。
いつも応援し支えて下さる皆さんには、
ここから共有させて頂きたいと思いました。
皆さんにとって今日が
素晴らしい1日でありますように。
💐💐💐💐💐
絵がきや晴加