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第6回目「江戸時代の流行は、ナチュラルメイク? しっかリメイク?」 キッチン蒸留®︎ある暮らし
おはようございます。
健・幸・美のヒントをお届けする
『(株)植物蒸留らぼ.DD』です。
さて前回
お知らせしましたように
本日、日本における
芳香蒸留水の歴史に
ついてお届けしますね。
ところで、
朝晩のお肌のお手入れ どのように
行っていますか?
例えば
夜は
クレンジング →
洗顔 →
ローション →
美容クリーム →
乳液 →
などなど きっちり スキンケアラインを
取り入れている方もいらっしゃるかもしれませんね。
(ちなみに 私は、
石鹸洗顔(クレンジング)
→ 精油とATRウォータのシンプル美容ローションのみ。
油分はつけません。)
または、とりあえず
化粧水だけ!という方や
オールインワン系のジェルを
愛用されているかもしれませんね、
話は変わりますが
日々のスキンケアは、
ご自身の5年後のお肌の
状態を大きくかえてしまうものであることも
忘れてはいけませんね。
さて
私たちのお肌のお手入れに欠かせないのが
やはり お水です。
先ほどあげました
ローションはもちろん
クリームや乳液 ジェルだって
すべて水分を含んでいます。
太古の昔から
やはり女性はお肌のお手入れを行っていましたが、
芳香蒸留水が
一般女性に広まったのは
江戸時代と言われています。
その前にも
室町時代には
中国から
へちまが入ってくると
【美人水】
というへちま水が
つくられ 化粧品として
使用されていました。
へちま水は
今でも
ドラッッグストアで
見つけることが出来ますね。
へちま水って、
へちまの芳香蒸留水??なのか
といいますと・・??
いえいえ 違います。
へちま水は、
へちまの実が若い9月頃に
ツルを 根元から
40センチから90センチのところで
カットし
根元の方のツルをまげて
煮沸消毒しておいた瓶の口にいれて
ほこりなどが入らないように
一昼夜おいて
とれたもの。
だいたい 500㎖から
多いときは
2ℓものへちま水が とれるそうです。
私は、小学生の時の自由研究で
やったのでなんだか懐かしい思い出も(笑)
ローションとして使う場合も
飲用したい場合も
しっかり濾過することが大切ですし
くさりやすいのでご注意くださいね。
このへちま水は 美人水・・などと呼ばれて
使用されていたわけですが、
江戸時代にメークアップにあたる
白粉(おしろい)が 女性の身だしなみとして
普及していきます。
江戸時代中期の化粧のトレンドは
薄化粧!!!
べったり厚塗りでなく
素肌の美しさを強調するメイク方が流行るように
なります。
今も しっかりメイクより
ナチュラルコスメ的なものも
流行っていますね。
薄化粧は・・当然ですが
シミやしわが 隠せませんから
素肌を美しくするということに意識が行きます。
そして そんな中
肌をきれいに整える
化粧の下地として使うと
化粧のノリがよくなると
注目されたのが
【芳香蒸留水】だったのですね。
次回は江戸時代に流行った 芳香蒸留水について
お届けします。