えびなハチドリプロジェクト

2024年7月の市議会レポート​​​

海老名市議会では、補正予算審議のために、7月に臨時会が開かれました。
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​海老名市議会の議案や賛否の結果などは、ホームページで公開されています。
傍聴や中継に関する案内も載っていますので、​こちらもぜひご覧ください。
海老名市議会ホームページ
 https://ebina.gijiroku.com/index.asp​​​
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​Index


○公設民営保育園の設置に関する補正予算ついて

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○公設民営保育園の設置に関する補正予算ついて​​​
・令和6年度海老名市一般会計補正予算(第3号)
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​​○公設民営保育園の設置について


第二回臨時会にて
補正予算の審議が行われました。​

​​一番のポイントは、待機児童解消に向けて市が打ち出した、市役所駐車場横の芝生広場(※)に公設民営の保育園を建てるための予算でした。
​※写真が建設予定地の芝生広場です。

​来年10月開所を目指してスピード重視、「プレハブリース平屋建て」とのことで、早く作る必要があるのは分かるけれど、ちゃんとした園ができるのかどうか、そこを確認しておく必要がありました。

事前に同会派の吉田議員と共に中新田保育園の西棟(プレハブ)に見学に行き、保育園の先生や保育幼稚園課の方にお話しを聞きました。

吉田議員は保育士の経験があるので、細かい設備や動線について一つ一つ確認。

担当課に話を聞く中で、プレハブと言っても仮設ではなく恒久的に使えるものを想定していることや、保育士などに意見を聞きながら設計案を考えていることなどが分かりました。

​★委員会の中で確認できたこと

・出入り専用の玄関口は作る予定
・送迎時の駐車場は市役所駐車場を利用予定
・ホール専用のスペースはないが、仕切りを外して広いスペースが出来る仕様を予定
・トイレは年齢に合わせた仕様で複数箇所設置予定
・職員のトイレや更衣室は(男女別など)複数設置予定
・給食調理室あり
・保育園の敷地以外の芝生広場は共用スペースとして市民に開放
・今ある記念植樹などの樹木はそのまま活かす
・設備は一般競争入札で選出
・保育事業者はプロポーザルで選出する

短期間の中でも保育環境についても考えていて一定の水準の建物になることは分かったので、補正予算に賛成しましたが(全会一致)、保育園が足りなくなることはもっと前から分かっていたことで、この決断がもっと早ければ違う方法も取れたのではないか、この後進む予定の子どもセンター敷地内の保育園は直営も含めて計画をたてて検討してほしいことなどを求めました。