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今まで生きてきて一番泣きました

自宅に帰ってきました。

HEJたまちゃんです。

 

今日は9時30分から岡崎さんの告別式に参列してきました。

僕、今年52歳になったおっさんですけど、号泣しました。

他の僕よりも年上のおじさん(失礼!)も泣いてました。

おじさんの涙は伝染します。

 

もうね、感情が溢れてくるんですよ。

急に来るんです。

 

1回目は、お花をお供えしてご挨拶するとき。

そして2回目は、棺の蓋を外して、お花で岡崎さんの身体をお花で埋め尽くすとき。

 

もうこれで終わりだ、と思うと

 

「ありがとうございました!!!」

と何度も心の中で叫びました。

こんなにお別れの時に泣ける人に出会えて幸せだなと思いました。

僕の感覚は間違っていなかったなと。

 

この人はただものではない。

会った日からずっと気になっていました。

 

一緒にお仕事をさせていただいてから、岡崎さんの話に飽きたことがない。

どれだけ引き出しを開けても、岡崎さんの知識の泉は枯れないことを感じていました。

 

とにかくこの約11年間、岡崎さんに師事し続けた事は正しかったなと思ってます。

人との出会いが変わりました。

仕事の仕方も変わりました。

成長させていただきました。

周りからの評価も変わりました。

 
今回、いろんな人とお話しさせてもらって、その人たちとの会話を通じて岡崎さんの何が凄かったんだろうと考えていました。
 
一言で言うと「あり方」かなと思います。
 
例えば、目の前に1人の勉強会参加者しかいない、そんな時でも全力で自身の持っている知識を惜しみなく与えていました。
そう証言する人が何人もいました。
 
こんなこともありました。
いわゆるスナックのような女性が横につくお店がありますよね。
岡崎さんと仕事をし始めた頃、セミナーに呼んでいただいた社長さんが接待で連れて行ってくれました。
僕の目の前で岡崎さんは、横についた女性が岡崎さんの手に手を乗せた時、「ピシッ」と手を叩いたんです(・_・;
岡崎さんて本当に堅い人で、お金にも、権力にも、女性にも目を向けない人でした。
 
出先で待ち合わせをしていると、必ず待っている間は本を読んでいました。
何冊も常にカバンに入っていたと思います。
 
あまりに岡崎さんの情報収集能力がすごいので、岡崎さんに聞いたことがあります。
どうやって情報を取っているのかと。
そうしたら「そのうちわかるわ」と詳しくは教えてくれませんでした。
その時に、「勉強はし続けないといけない。知識が相手の方が上だったらその人に従わなくてはいけなくなる。戦うために知識武装は必要だ。」という趣旨の話をされました。
 
それからこんなことも覚えています。
「どんつき思考」
ある事象や言葉を自分で調べて、少なくとも4冊くらいはそれについて本を探して読む。
そうすると、その世界のことが朧げながらわかってくる。
そしてトップランナーが誰かわかってくる。
そうして考え続けていると突き詰めた言葉が出てくる。
「要はこういうこと」これに当たるようなものだと思う。
 
このどんつき思考で考えるのが岡崎流。
同じ言葉でも、そこに行き着くまでのプロセスまで全部自分のものにする凄みが岡崎さんにはありました。
 
僕は11年間岡崎さんの話を聞き続けてきて、話がどう遷移して行っているのか感じてきました。
それが変わった時には、なぜそういう言葉になったのか質問をしていました。
そうすると岡崎さんはそれを説明してくれていました。
 
こうした会話の時間がとても濃かった。
その積み重ねで自分のモノの見方、考え方も鍛えてもらった気がします。
 
長男の忠之さんが、最後のご挨拶でこんなことを話していました。
「父は、家族、信仰、仕事の3つを大事にしていた」
 
僕は岡崎さんのプライベートな話はほとんど聞いたことがありませんでした。
今回、葬儀会場で結婚した若かりし頃や、お孫さんとの写真など、プライベートな写真を拝見しました。
その写真にはどこにでもいる普通の旦那さんとして、お父さんとして、おじいちゃんとしての顔がありました。
 
なんかホッとしました。
良かったと思いました。
だって、あれだけ晩年仕事に時間を費やしてくれていましたからね。
でもバランスをしっかり取られていたんだなと思いました。
 
それはやはり信仰の影響が大きいのでしょう。
僕も岡崎さんから教えていただいた「正道(しょうどう)」を学んでいます。
岡崎さんのお話は、正道を学ぶとより理解ができるようになります。
 
岡崎さんは僕の経済的な側面だけでなく、精神的な面でも影響を与えてくれていたんだなと気づきます。
 
 
岡崎さんがいなくなって、困っている人もいると思います。
僕は困っているというよりは、もっと学びたかった、一緒に時間を過ごして存在を感じたかった。
あと単純にさびしい。
いずれにしても、これからどうしようかなと思っている人はたくさんいます、きっと。
 
それを岡崎さんに質問したらどうなるか?
なんとなく僕はわかります。というかこう言いそうだなと。
 
「なるようにしかならない。必要とされていたら残り続けるし、必要とする人がいなくなったら消えていくだけ。
それだけのことだよ。」
 
こっちは「はい、、、そうですね、、、」となり、岡崎さんは答えを言わない。
 
そこからですよね、自分が成長するのは。
 
僕たちは今回成長する機会を与えてもらったと思っています。
 
今回参列されていた岡山の自然栽培農家さんが言ってました。
「大木があると周りの木々が育たない」
だから岡崎さんは、そろそろあなたたちができる、育つ番だよと言っているんだと。
 
僕はなるほどな、そうかもなと思いました。
岡崎さんという大木がいなくなった今、残った人たちで手を繋ぎ、どう成長していけばいいのか考える機会だと思います。
岡崎さんが続けてきた、共に情報交換し、発展していくコミュニティの考え方を、今度は次代の人たちで作っていく番です。
 
僕はそういうふうに捉え、先に天国に行ってしまった先輩方に「よくやった」と褒めてもらえるように、今世でやれることに邁進したいと思います。
 
岡崎さんありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
 
そして岡崎さん、重曹を通じて出会っていただいているあなた。
いつもありがとうございます。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします😊
 
全国でセミナー主催している7名で帰る前、新大阪の駅にて。
 
 
 
玉川広志
 
 
 
[2025年12月6日の岡崎さんを偲ぶ会について]
長男の忠之さんが参加していただけます。参加方法についてはもう少し準備の時間をください。
ただ、岡崎さん、HEJについて何かしらの思い出がある方は良かったらいらしてください。
時間は12時からを予定しています。会場は17時まで借りていますが、何時までやるかは参加者次第かなと思っています。
日程空けておいてください。
 
岡崎さんを偲ぶ会会場
鵜の木3丁目町会会館1階大広間
東京都大田区鵜の木3丁目15−14
東急多摩川線鵜の木駅より徒歩5分

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