玉川です。
2021年も今日で最後。


僕は年末年始に必ずすることがある。
「本当に大事なのは何か？」


これを立ち止まって考えることだ。


数年前から年末には手帳を買いながら
本屋さんをなんとなく歩き回り、
目についた今の自分に合いそうな本を
一冊選んで読んでいた。


エッセンシャル思考という本をご存知
だろうか？グレッグ・マキューンという
著者が書いている本だ。
https://www.flierinc.com/summary/417


僕はこの本に出会って以来、新しい本を
年末に買うことは無くなった。毎年この本を
読み返すことにしている。


僕の座右の銘と一応している言葉もここから
取った。
「より少なく、しかしより良く」


今年は昨年に引き続きコロナの影響を受けた
年だった。リアルに会う人の数は極端に減った。


オンラインでいろんなことができるようになり、
仕事のやり方も変わった。距離の感覚も変わったし、
人と会うとか時間の価値とかも変わった。


お掃除で伺っているお宅のマダムがこんなことを
言っていた。
「いけないことかもしれないけど、
リアルで会う人とそうでない人の線引きが
されるようになっちゃった」


これ、自分に当てはめてみてもそうだと思う
ことがある。そのマダムは、コロナのこととかも
あるから、むやみやたらに人と会わないし、
無理してまで会いたいと思う人と、そうでない人
は分かれてしまうと。


あなたはどうだろうか？
今までと人との関わり方が、コロナを境にかなり
変わっていないだろうか？


僕はかなり変わった。
この2年、全く人生が変わったと思えるくらい。


まず仕事の仕方が変わってきている。
リアルのお掃除の仕事を昨年から減らしてきている。
コロナのことがあったし、ビジネスモデルを早急に
変える必要があった。


オンラインで何かをすることが、こんなに一般の方に
広く受け入れられることがコロナがきっかけで急速に
早まった。これはいい面、悪い面あるだろうが、いい
面に目を向けて伸ばせるものは伸ばしていこうと
思っている。


ビジネスのオンライン化が進み、それに合わせるように
新しく取り組んでいた事業が伸びたこともとても
ついていたと思う。


そこから、全国様々な事業者の方との縁がつながり、
多くの人と出会うようになっている。


ちょっと話が横道に逸れつつあるが、要は何が
言いたかったかというと、今は変化が激しいタイミングで
いろんな情報やチャンスがどんどん入ってくる時代だ。


その時に、全ての情報に反応して振り回されていると、
「より少なく、しかしより良く」の人生は送れない。


オンラインの事業環境になって、はっきり言って
仕事の時間は増えたと思う。お互いに仕事ができる
と思っている時間帯が広がってしまった。


これはどこにいても仕事ができるといういい面もあるが、
自分でコントロールしないと振り回されるということ
でもある。


自分の「価値観」を明確にしておくことがとても
大事な時代だということだ。


「本当に大事なことは何か？」
それ以外のことは全部捨てていい。
エッセンシャル思考を生きるということは、
後悔なく生きること。


これを毎年の年末年始に考える。
そして一年、その価値観に沿って
「自分の大切な時間＝人生」に自分が考える
大事なことを割り当てていく。


これが一年を通して、実行できた時、とても
充実した一年になるのは間違いない。


今年一年、大変お世話になりました。
来年、2022年もお互い、飛躍できる一年に
しましょう。あなたの健康と活躍をお祈りして
います。良いお年をお迎えください。


玉川広志