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発熱時に美味しいと感じられなくなる4つの理由
ごきげんよう🎶
(一社)日本アロマ蒸留協会 代表 森あつ子です。

先日、久しぶりに購入したゲランの「香水」の香りに癒されるので
香水が無くなってきたので、そろそろ新しいの買わないとなあと思っておりまして
先日、横浜SOGOにて購入。
選んだのは、フランスの名香 ゲラン(Guerlain)。もともと ゲランで購入しようと決めてました。
幾世代にもわたって愛されてきた、歴史あるメゾンの香りですね。
先日、横浜SOGOにて購入。
選んだのは、フランスの名香 ゲラン(Guerlain)。もともと ゲランで購入しようと決めてました。
幾世代にもわたって愛されてきた、歴史あるメゾンの香りですね。
香水瓶のキャップを外した瞬間、時空がすこし歪んだような感覚。
ふわりと鼻腔をかすめる香りに、なぜか懐かしさと安心感が込み上げてきた香りです。
ああ、香りって…記憶や感情にこんなにも深くアクセスしてくるものだったと、
あらためて実感したのです。
発熱中も、この香水の香りは感じましたので、
美味しく感じなかったのは なぜか、、を
今日は 紐解きたいと思います。
発熱時に食べ物が美味しく感じられない理由は、
生理的・感覚的・心理的な複合要因によるものです。
主なメカニズムは、
🔹1. 嗅覚・味覚の低下
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発熱時には鼻粘膜や喉の粘膜が炎症を起こし、嗅覚や味覚が鈍くなることがあります。
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特に「香り・匂い」の感覚(嗅覚)は、味の約8割を構成しているとも言われており、
これが鈍ることで「味がしない=美味しくない」と感じるのです。
🔹2. 体の防衛本能:消化活動を抑える
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発熱は、体がウイルスや細菌と戦うために起こす自己防衛反応。
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エネルギーを「消化」ではなく「免疫反応」に集中させるため、
胃腸の働きが一時的に抑制されます。 -
その結果、食欲が落ち、食べ物の味や香りに対する反応も鈍くなります。
🔹3. サイトカインの影響(脳の味覚中枢の変化)
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発熱時、体内ではサイトカインという免疫調整物質が多く放出されます。
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サイトカインは脳の視床下部に影響を与え、味覚や食欲に関わる神経活動を変化させるため、味を感じにくくなります。
🔹4. 心理的要因
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倦怠感や頭痛、吐き気などの症状があると、食べること自体が苦痛になります。
-
「今は食べたくない」という心理が、味覚の感度にも影響します。
こうしてみてみると。。。
香りを味わうには「嗅覚」が重要なことがわかりますね。
発熱時、嗅覚の衰えだけでなく、さまざまな要因が重なって
美味しい!を感じられなくなるのですね。
キッチン蒸留®で得られるATRウォーターは、
発熱時でも「やさしく香りを感じる」サポートになります。
鼻通りが良くなり、わずかにでも「食べられそう」という感覚が戻ることもあります。
例えば、ペパーミントやレモンのATRウォーターを少量飲用すると、
発熱時でも「やさしく香りを感じる」サポートになります。
鼻通りが良くなり、わずかにでも「食べられそう」という感覚が戻ることもあります。
例えば、ペパーミントやレモンのATRウォーターを少量飲用すると、
兎にも角にも「美味しく感じられないのは、体が“休むこと”を優先しているサイン」。
そんな時は、ATRウォーターなどを取り入れながら、
五感を刺激せずに“香りからの癒し”を意識してみてくださいね。
それでは 今日も素敵な1日をお過ごしください。