mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
ALSという病をご存知ですか?
ごきげんよう🎶
(一社)日本アロマ蒸留協会 代表 森あつ子です。
昨日も猛暑でしたね。夏バテなどされていませんか?
昨日は、朝から順天堂大学病院にて諸々検査。
病院内に長くいると、健康や老化、病について深く考える時間になります。
突然ですが、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病をご存知でしょうか?
声も体も動かせない中で、それでも“伝えたい”想いを抱えて生きる方々がいます。
病や事故により、話すことはもちろん、自分の意思を自分の体で表現できなくなった方に
大変役立っている「意思伝達装置」
この開発によりどれだけ苦しい思いをされている方の救いになったのかと想像するだけでも
頭が下がります。
そんな方々のために「ファイン・チャット」という意思伝達装置を開発された松尾さんに、
先日、直接お会いする機会をいただきました。
松尾さんは、元パナソニックの研究者で、ALSでお父様を亡くされた経験から、障がい者のためのコミュニケーション機器開発を始めた方です。
「レッツ・チャット」や「レッツ・リモコン」などの開発を経て、現在は「ファイン・チャット」の開発を進めておられます。
実際に、意識がない、もうリハビリをしても仕方がないと病院から言われたある息子さんのお母様は、息子は、手を握ると反応するから、絶対に意思があると病院側に伝えても、反射反応と言われてしまったそうです。
しかしこのマシーンにより、息子さんは心の叫びを「文字化」できて、意思疎通が行えることがわかりリハビリが再開したという話も聞きました。
どれだけ多くの方に必要とされているものなのか想像できますが、この開発をし続けることは
経済的に、非常に困難なことなのだそうです。大手でさえも、赤字事業として撤退するしかない分野だそう。
現実はとても厳しいもの。
デリソフターも同じような理由で、廃業になったのだそうで。
私自身も今後、直面する問題だなあと感じました。
どれだけ必要とされていても、ニッチな市場では資金も限られ、継続も困難。
私もATR POTを開発製造しておりますが、レベルはかなり違うとは思いますが、その気持ちが痛いほどわかります。
10数年前、ある介護施設に、香りのお水「ラベンダーウォーター」や「ネロリウォーター」をお持ちしたところ
「アロマの香りなんて癒しにならない・いらない。焼き鳥の香りが欲しい」
と言われたことがありました。
翌日、なんとか取り出しお持ちして 涙を浮かべて喜んでいただけたのは昨日のようです。
香りで“食べられないかたの食べたい”という気持ちが少しは満たせる!
その出来事が、私の活動の原点であり、10年以上、なんとか続けている意味です。
誰かの「困った」を「喜び」に変えたい。
だから、自己責任というのでなく、飲めると公に言える蒸留器を開発しました。
松尾さんの姿を見て、あらためて自分の歩んできた道、そしてこれからの道を再確認できました。
必要としている人がいる。だから、続けなければ。
でも、闇雲にやってもいけないこともわかります。
そして 松尾さんが、今 なんとかこの事業を継続すべく
クラファンをされています。
寄り添う気持ちで寄付をお願いしたいです。
私も、「ファイン・チャット」のクラウドファンディングに支援させていただきました。
なんとラッキーセブンの「70人目」
人は優しさの塊。
でも、知らなければ動けない。
だから、まず“知ること”が大切。
ファイン・チャットは、まさに “希望の光”です。
ぜひ皆さまも、この活動に触れてみてください。
先日もシェアをお願いしましたら、早速 この活動を応援・支援くださった方もいらして
思いの連鎖に感謝です。
私たち日本アロマ蒸留協会も、引き続き「食べる喜びを届ける」活動を進めてまいります。
もうすぐ 研究委員会の皆様と作り上げた実例集も完成予定。
なんとか 9月中には!!と動いております。
多くの方に認知を広げるべく、YouTubeチャンネルも開設しました
世界初!お鍋の機能を持つ蒸留器「ATR POT」
香りの力で、笑顔の輪がもっともっと広がりますように!
フォロー&いいねも、ぜひよろしくお願いします
これから このチャンネルも少しづつ育てながら、
美容・健康・アロマやクレイ、コスメなどなど役立つ情報も届けていきますね。
こちらも、フォローいいねお願いします!!