こんばんは、桃仁堂の高井です(^_^)

最近のわたしの楽しみの一つは、

「僕らは奇跡でできている」というドラマです。

主演は高橋一成さん。雰囲気のある役者さんで「医龍」に出ていた頃からのファンです♡

彼は生物学の大学講師、「相河一煇」を演じています。

一輝は、子供のように好奇心いっぱいで、しがらみや常識にとらわれず、いつも今を楽しんでいます。

でも、そんな彼の過去は「昔の僕は、僕が大嫌いで毎日泣いてました。」というぐらいヘビーな
今は仲良くなれましたと告白します。


私もそうでした…自分にダメ出しばかりしてました。自分が嫌いだったから自分を大事にしていませんでした。

でも今は一輝のように自分と仲良くなれました(^_^)

自分を好きになると、自分の体も愛しく思えてきます。
養生の基本は自分をまるごと愛してあげることなのかな？
最近では、そんな風に思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、本題行きますね(^_^)

さて、

前回のおさらいです。

1、私たちは気の貯金を持って生まれてきた。
2、気の貯金の無駄使い


そんなお話をしました。

特に気の預金の無駄使いは、思い当たることがいっぱいです。
どうしよう？って
不安に思わなくても大丈夫ですよ。

今からでも遅くないですよ。
ちゃんと挽回できるので、安心してくださいね。


私たちは日々「気」を作っています。これを「後天の気（こうてんのき）」と言います。

ではでは、
どうやって作るのか？
材料はなんなのか？
わたしにもできるのか？

知りたいですよね(^^)


ひょっとして、
滝に打たれるのかしら？
山にこもって修行？
元気玉とかもらうのかしら？
（またもや頭はドラゴンボール状態です）


実はそんなに難しいことじゃなかったんです。


「気は食事と呼吸で作るんですよ」


そう教えてもらった時、
拍子抜けしました。

え〜？
そんな簡単なことなの？

またまた目からウロコでした。


あれ？
ちょっと待ってください。

わたし、ふつうに息してるし、食べてますけど…
元気がないのはなぜ？




実は、気を作るために大切なことがあるんです。

なんだと思いますか？


それは、気を作るための体の基礎力です。



「体の基礎力」ってなんですか？


たとえば、
気を作る工場があるとします。

そしてその工場がちょっと残念な状態だとしたらどうでしょう？

例えば、材料を運ぶベルトコンベアが動かないとか。

反対に超高速すぎて、商品作る前に全部流れちゃいました！
とか(;o;)

そうかと思えば、たまに逆流したり、所々で材料がたまって腐ってたり。

これって、かなり残念な状態ですよね。

実は、この工場、
私たちの消化器官のことです。
漢方ではこれを「脾（ひ）」と呼びます。




あなたが、気が作れない原因は、
この「脾」が弱いからかもしれませんよ。


昔の人はヒョロヒョロして色白な力のない人を見ると「ひ弱い奴め」なんて言ったりしました。
この「ひ」は「脾」のことを指していました。
上手いこと言いましたね。

そんな脾が弱い方、

食べすぎ、油物、甘いもの、冷たいものに注意ですよ。

胃腸の調子を整え、足りない気を補う漢方薬も有りますので、自分かも？ってピンときた方はご相談くださいね。


次回は呼吸のお話をいたします。お楽しみに。

それでは、今日も1日お疲れ様でした♡