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桃仁堂だよりNo.14〜腸についてしばらく書きます(1)

こんにちは、桃仁堂の平部です。

大変お待たせしました!

というか、次の話題は「腸」ですから・・・

と、さんざん宣伝した割に、

全然書かないじゃないか!と、

自分でツッコミをいれていたところです。

「腸」について、といっても

いっぱい書くことがありすぎて

考えていたら始まらないので

今日はリーキーガット症候群というものについてちょっと書いてみたいと思います。

リーキーガット?なんじゃそりゃ?

と、思われる方も多いと思いますが

テニス界のプリンス「ジョコビッチの・・・」

といえばご存知の方もいらっしゃいますよね。

ジョコビッチは小麦粉を避ける食生活をすることで

体調が整った結果、あれだけの好成績を保ってらっしゃる方です。

彼のご実家は現在はグルテンフリーのレストランを経営しているそうですが、

もともとはピザ屋さんで、ジョコビッチもピザとテニスが大好きな少年でした。

彼はテニスの才能も認められ、また自身もプロになろうと一生懸命努力を惜しまない子供だったようですが、

唯一の弱点が「時々体調がすこぶる悪くなる」

ことでした。

ある時、試合中に体調を崩したジョコビッチをテレビ中継で見たドクターから

「小麦を食べるのを止めてみたらどうかね?」

という内容の電話があり、

これをきっかけに「試しに止めてみたら絶好調」

ということで本まで書いてます。

※その本はこちら「ジョコビッチの生まれ変わる食事」


そのジョコビッチが日々続けている「小麦を避ける食生活」を

やってみたら体調が明らかに良い

と思われる方々は「リーキーガット症候群」である可能性が高いのです。

リーキーガットを直訳すると「漏れる腸」というような日本語になってしまうのですが、

ひらたく説明すると、

腸に穴が開いてしまって「消化してない物質」や「菌」など

本来なら体内に吸収されないものがどんどん体内に入ってしまう状態

を想像していただければよいと思います。

え?腸に穴?

ちょっと怖い話ですよね。

そもそも、腸管は身体の70%の免疫細胞が集まっていたり

腸内細菌叢という膨大な数と種類の菌のネットワークによって

身体を健康に保つバリア機能があるのですが

このバリア機能が壊れてしまうことによる様々な健康被害のことを

リーキーガット症候群といっております。

それと小麦粉がどうして関係あるのだ?

と、やっと話がつながりますが

小麦に含まれる「グルテン」が十分に消化されずに穴のあいている腸から体内に吸収されると

慢性疲労やむくみ、原因のわからない体調不良を引き起こす原因になっているということです。

他にも大豆や乳製品など、気をつけなくてはならない食べ物はあるのですが

一番わかりやすく反応しているのが「グルテン」ということで、

最近は「グルテンフリー」という言葉も良く耳にするようになってきました。

「良く耳にする」とは言っても

日本はその辺の情報がまだまだ後進国なのです。

数年前に「タイに行った方からのお土産のお菓子の箱」に

「グルテンフリー」の表記がしてあって非常に驚いたことがありました。

アメリカのセレブの間では「あたりまえ」の知識だったりもします。

リーキーガット症候群になってしまったら一生小麦は食べられないのか?

というと、そんなこともなく

きちんとした改善させる理論はあるのです。

でも、改善にはそれなりの努力と時間が必要なので

とりあえず「自分も怪しい」と思われる方は

10日~14日くらい小麦断ちの生活をされてみるのも一つです。

小麦はありとあらゆるお菓子類に含まれているので、

それは辛いです。

という方のために、こんなお菓子を提供してくれてるお店もあります。(文末に)

腸については今後しばらくリーキガット症候群の食べちゃダメな食品や

真剣に改善させる方法とかが続きますが、

どうぞご容赦ください。

それでは、今日も素敵な1日を♡


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