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桃仁堂だよりNo.31〜美と健康にオススメのプチ情報(14) 経皮毒①

こんにちは!

桃仁堂の石井です(^▽^)/




暑さも落ち着き

過ごしやすくなりましたね。

皆様、元気でお過ごしですか?




突然ですが皆さん

「経皮毒」

って聞いたことありますか?



桃仁堂のお客様である皆さんですから

ピンとくる方も

聞いたことある!

という方も

たくさんいらっしゃるでしょう♪



今日は経皮毒について

お話させていただきますね!





まずはじめに。


誤解のないよう


付け加えさせていただきますが


「経皮毒」というのは


造語のようです。



皮膚や粘膜から


吸収されて


カラダの中に入ってくる


異物のうち


カラダにとって害になるもの、


を表している言葉です。



皮膚や粘膜を介して体に入ってくるものは


毒ばかりではありません。



そちらを頭の片隅に


置いていただいて


読み進めてくださいね♪








体の中に

異物が入ってくる経路には

3つあります。




①経口吸収


②吸入吸収


③経皮・粘膜吸収



~①経口吸収について~


人間のカラダは筒状になっているので

口から入ったものは

基本的に

お尻から出ていきます(⌒∇⌒)


カラダにとって

栄養になるものも

毒になるものも


まずは胃酸で消化され


小腸で吸収されたのち


肝臓に運ばれて


解毒・分解され


全身を廻ったあとに


尿や便として


排出されます。



口から入った物質は


それぞれの特性にもよりますが


1週間ほどで


約90%は


体外に出ると言われています。





~②吸入吸収~


呼吸によって


鼻や口から


カラダに入ってくる


経路です。



気管支拡張剤や


ステロイドの吸入薬


インフルエンザの治療薬

など


実際使われている薬も


いろいろありますね。



こちらもそれぞれの


物質によって異なりますが


吸入によって体に入った物質は


肝臓で分解されたのち


4日以内に


約90%が

 
尿と便から


排泄されます。






~経皮・粘膜吸収~



皮膚や粘膜から吸収され


カラダの中に入ってくる


経路です。


こちらも


ホクナリンテープや


狭心症の薬


禁煙の薬など


肌に貼るシールタイプのお薬も


いろいろありますよね。


また、


熱鎮痛剤などの


坐薬や膣錠や


舌の下で溶かす舌下錠など


粘膜から吸収される薬も


いろいろなタイプがあります。




皮膚から吸収される薬の


大きな特徴は


「安定した濃度で」


「作用時間が長い」


ということがあります。



経口摂取された薬は


肝臓で代謝されてから


全身を回りますが


皮膚や粘膜から



吸収された薬は



直接毛細血管に吸収され



全身を循環するためです。



その後肝臓で代謝され


排出されますが


口から、


そして吸入から


摂取したものよりも


長い時間


体の中を巡ることになります。









長くなりましたが


ここから本題に入っていきたいと思います。



②に続く




























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