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【ひよっこ農家娘 二代目の奮闘記】農業家への道⑤「人から逃げたくて、農業を選ぼうとしていた…」
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ひよっこ農家娘 二代目の奮闘記
~富山の里山で日々思うこと~
どうして東京で自分の価値を見失ってしまっていたのでしょうか。
今なら分かります。
富山にいたときは、両親や地元のじいちゃんたちや学校の先生や友達、自分の存在意義を当たり前のように感じ ていた日々。
東京で誰にも期待されなくなって、私は居ても居なくてもいい存在だと凹んでいたのです。
富山に帰れば「若い」というだけで地域の希望の光になれる。
求められるところに、私はきっと逃げていました。
進学校進んで、浪人=負けで、どこか引け目を感じ何とか自分を繕おうと焦っていた18歳。
父から「慌てなくていいんだ」と一言に、誰かに期待される自分でなはく、自分は自分に何を期待しているの、 自分は何をやりたいのか、考えてもよいことに気が付きました。
浪人時代、本当にいい時間をもらいました。
きっと浪人しなかったら、私は農業家の道を選んでいなかったと思えるくらい、大切な有意義な時間でした。
2回目の大学受験で目指した大学は、東京外国語大学東南アジア過程タイ語専攻。
なんでタイ???
次号へ続く…
この度令和5年産より、土遊野米を 【棚田-tanada-】と【里山の麓-fumoto-】 の2つのブランドに分けることとなりました。
現在、土遊野が管理している田んぼはおよそ160枚(20ヘクタール)
中山間地域の農業は世代交代が進み、田んぼを引き継いでほしいという話も多くいただく中で
管理する田んぼの面積は年々拡大しています。
そんな中、棚田だけでなく里山の麓にある田んぼもお預かりすることも増えたため、
「棚田」と「里山の麓」いう商品名の使い分けと価格改定を決定いたしました
中山間地域での有機栽培のお米作りは、とても手間や労力がかかります。
農薬や除草剤に極力頼らない人力での畔や田んぼの除草は果てしなく、
それに加えて、 棚田は美味しいお米が育つ一方で、
平地以上に一枚一枚の田んぼの特徴が異なり繊細な管理を必要としたり
畔も大きく急な傾斜で除草作業もかなりの体力と技術を要す等、
平地の倍以上の労力がかかっています。
何度も「棚田でのお米作りに価値はあるのだろうか?」と問うてきました。
この里山と棚田は、世界に誇る豊かな森、風土、おいしいお米のできる土質を持ち合わせ、
さらには人と自然がともに生きていること、いのちの繋がりを体感できる貴重な場であり、
世界で異常気象と人口爆発による食糧争奪の時代の中で、
豊かな国土が日本にまだあることを子ども達に残し伝えていくことには意義があると思っております。
里山農業へのご支援と価格改定にご理解頂けますと幸いです。
※土遊野米は、「棚田-tanada-」「里山の麓-fumoto-」すべて有機JAS認証を取得しております

