土遊野“Doyuuno organic farm in SATOYAMA”-有畜複合循環型農業と里山体験-

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【土遊野循環記】第1回「土遊野の循環型農業の始まりは森の神様」

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\シリーズ「土遊野循環記」はじまります!/

有機米の栽培と平飼い養鶏を主軸に、 循環型農業を行っていますが、今年は、この循環について詳しくお伝えしていきたいなと思っています。 農業に興味がある方、いつかやってみたいと思う方にはどんどん参考にしてもらえたら嬉しいです。

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第一回「土遊野の循環型農業の始まりは森の神様」


農場をご案内するとき「ここが循環の中心です」といつもご紹介しているのが、「自家製自家配合の発酵飼料」づくりの現場です。

土遊野で育てた飼料用米をメインに、季節により、緑の草(緑餌)がはいったり、季節の野菜の根や葉がはいったり、地元パン粉工場の産業廃棄物になるパンの耳、豆乳工場からのおから、酒蔵さんの酒粕などもいただきながらエサづくりをしています。



「発酵の源になる菌は特別なものを仕入れているんですか?」 と聞かれますが、この源の菌は「土着菌」(その地域に元々棲みついている様々な菌)です。鶏舎の裏にある森には秋にたっぷり落ち葉が積もります。

その落ち葉の下にはたくさんの糸状菌、つまりカビがいます。 この菌たちを、私達は「森の神様」と呼びます。 その落ち葉を集め、菌の餌になる米糠とお布団になるモミガラをふりかけて適度な水分を保つと発酵が始まります。


その発酵に米、麦、大豆、魚粉、カキガラ、緑餌を加えて発酵を拡げます。 温かい発酵飼料を食べる土遊野の鶏たちは、こうして毎日菌活しています。人も発酵食品で菌活していますよね?おんなじです。 土遊野の大きな循環を繋いでくれているのは、小さな小さな土着菌たち。 土着菌を使っているというより、土着菌の力を借りている! が正しいと思います。



次回に続く。。。



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