土遊野“Doyuuno organic farm in SATOYAMA”-有畜複合循環型農業と里山体験-

ABOUT US

私達について

「人と大地の絆を結び、次世代へいのちの繋がりを伝えたい」
土遊野は、富山市の里山をフィールドに持続可能な有畜複合循環型農業に取り組んでいます。

“種まきから、食べるところまでが農業”

粘土質の棚田では、甘くて美味しいお米作りを。山奥の鶏舎にて平飼いで鶏を育て、なるべく身近な国産原材料で養鶏を。地域特性や風土を存分に活かした作物をみなさんに食べていただくことで、私たちが支えられています。「また食べたい」と選んでもらえるように、応援してもらえるように、多角的に農業を追求し続けます。お米や卵、お肉、野菜はもちろん、地粉、お菓子、牛乳、日本酒など。まだまだこれからも、この里山で新たな作物を実らせ続けていきます。

食べ物をつくって、人の力になりたい。
私たちは、多くの生き物と
支え合って生きている。
We live in the circle of life.
農業は、いのちを育む温もり溢れる仕事です。その仕事を通じて、人の役に立てていることを嬉しく思います。やりがい自体はわかっていましたが、現場で目の当たりにしたのは、農業は「ほかの生命に直接手をかける」ことで成り立っているということです。人間の食糧を生産するために、私たちは多くのいのちをいただいています。「自然」と「人」が離れ始めている現代において、そう思い起こせる人はきっと、多くはないでしょう。

農業に携わっている私でさえ、鶏のいのちをいただくときに「ごめんね」から「ありがとう、いのちを繋がせてもらうね」と言えるようになるまで時間がかかりました。それでも、毎日たくさんのいのちをいただいています。
それを育んでくれる大地への敬意を忘れずに。
このいのちを伝え、ひとのいのちに繋げ続けたいと思っています。


日本の風土と資源を活かした、持続的な食糧生産を。

当農場の始まりは約40年前に関東から移住した両親。
富山市の里山の小さな田畑を借りて、2人の子どもを育てながら農業を始めました。「里山を、土と遊ぶ野原のような場所に」と深い想いを込めて、棚田を引き受ける小さな会社を立ち上げたのです。誰にも等しく広がる日本の大地、その野原で凛と生きる力強い生き様が、次世代の私たちへの希望の光となりました。