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【ひよっこ農家娘 二代目の奮闘記】農業家への道⑦
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ひよっこ農家娘 二代目の奮闘記
~富山の里山で日々思うこと~
農業という仕事を考えるきっかけは、間違いなく5年間の東京で暮らしたことです。
東京に旅行に行った体験ではなく、「暮らす」という経験。
その場所に通い、アルバイトをしてお金を得てそれを使い生きる。
ちなみに富山の農家で暮らすというのは、種をまき水をやり育てたものを食べるとか、鶏のお世話をして卵を採るというのが日常でした。
さらに、大学でタイ語を選考していた私は、3年生の頃に3ヶ月、東北タイ(イサーン地方)の農村に滞在しました。
当時の私は日本からの学生として農村体験をさせてもらうという心構えでした。
1週間の滞在ならゲストとして過ごし、貴重な体験をさせてもらったと帰ってきたと思います。
でも本当に3ヶ月というのが良かった。
タイの農村で共に暮らすため、農作業を手伝い、得た収入で食を得て分ける日々。
お金を払い対価やサービスを受ける旅行とは違い、共に暮らすことに、お金というツールはほとんど通用しません。
「お金を払うから農作業しといて」にはならないということです。
そこで生きるために必要なことは身体を動かし糧を得ること。
タイの農村のある経験が、私を農業の道に後押ししてくれました…次回へ続く。
・‥‥…━━ 本日のおすすめ商品 ━━…‥‥・
有機新大正もち米 1㎏・2㎏・5㎏
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艶麗大豆の有機きな粉 200g
新大正もち米は、主に富山県で栽培されています。
粘りとコシの強さ、絹のようななめらかさ、甘み豊かな風味が特徴です。
全国的にも最高級品と呼び声が高いうえに、ほとんど県内で消費されてしまうため、なかなか県外ではなかなか手に入らず「幻のもち米」・「もち米の王様」とも言われています。
当農場では、棚田かつ有機栽培で育てています。
きな粉は、農薬化学肥料を一切使用せずに栽培した艶麗(えんれい)大豆を使用しています。
製粉は、富山県に唯一残るきな粉の製粉会社でオリジナルで焙煎して挽いてもらった、 オール富山県産きな粉です。
大粒なので香ばしく、大豆の香りも残る美味しいきな粉になりました。
放生若狭屋のかりんとう凜やさんの信玄餅にも使っていただいています。