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【土遊野循環記】第5回「中山間地域で農業を経営していくために」
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\シリーズ「土遊野循環記」/
有機米の栽培と平飼い養鶏を主軸に、 循環型農業を行っていますが、今年は、この循環について詳しくお伝えしていきたいなと思っています。 農業に興味がある方、いつかやってみたいと思う方にはどんどん参考にしてもらえたら嬉しいです。
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前回は「地域資源の循環 例えば土遊野ではこんな感じ」というお話をしました。
自ら素材を活用し資材やエサや土を作れる技術を持つ人が、農業を通して育つことも目指していることも合わせてお伝えしました。
農業をはじめて13年、農業をやりたい!という人よりも、新作の肥料や農薬や品種や販路広告宣伝の営業の方からのお問合せ圧倒的にをいただいてきました。
反収と品質を上げ、安定した食糧生産と食糧供給をするのが農家の使命でしょう。
しかし、そのために外部から資材を購入し続け、その資材が高騰する中、農産品の買取価格は見合って上がっているのだろうか。
たくさん収穫できるように投資をしているのに、たくさん収穫できたら値が下がる。
ここに、農業という仕事の魅力や価値はあるのだろうか。
ちなみに私や、おそらく両親も、農業に価値があったから農業を始めたわけではありません。
農業がどんな状況であれ、農業に価値があると自分たちが思ったから始めています。

だから真っすぐに、
「どうやったら農業をこの先も続けていけるのだろう…」
「自分の力で続けていくためには?」
と両親は続けていくことを考え続け、遠い外国の輸入資材に依存するのではなく、自らの知恵となるべく近くの地域資源(遠いと運ぶにも費用が多くかかってきます)で土づくりをし、生産できたものを正当な価格で販売できる形を求めたら、結果、循環型の農業になっていました。
とってもシンプルです。
中山間地域で農業経営をしていくために。
この場所での農業を私が大切にするのは、以前からの繰り返しになるかもしれませんが、日本の農地が4割も広がるこの中山間地域の可能性や価値や魅力を現場から伝えたいからです。
日本は豊かな国土を有する国であることを。
6月には棚田でアイガモ部隊が活躍し始めます!
今回はまた抽象的なお話になってしまいましたが、次回は農場にずっといる「ヤギさん」が生み出す循環についてお話します。
