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不登校だった息子が今年高校受験します


今日は全くのプライベートな話です。

この写真は近くの多摩川の土手で当時小学校5年生だった息子(しょうたと言います)と撮った写真。もう5年も前のこと。


このメルマガを長く読んでくれている人は知っているかもしれませんが、この息子のことについては何度かメルマガで書いたことがありました。


僕は子どもが6人いて、この子は5番目(後ろに写っている女の子は末っ子の6番目)で、初めて子どもの不登校というものを経験しました。小学校5年生の間、ほぼ行っていないんじゃないですかね。


その時は本当にいろんなことを感じ、学ぶことができました。いま考えるとあの経験ができて本当に良かったと思っています。この時に感じたことなどは、バックナンバーに出ているので良かったら読んでみてね。


こどもの不登校について考える

https://home.tsuku2.jp/storeMerumagaDetail.php?scd=0000028091&ml_cd=14139


それで、その息子が今年高校受験です。いま中学校3年生。まさに受験真っ只中。


うちは子どもが小さいころからずっと言ってきたことがあって。それは「うちはこども6人もいるからお金がないよ。だから絶対に都立に行かないとダメだよ。」ってこと笑。そして上4人は見事に都立に行ってくれました。だからプレッシャーも半端ないとは思いますが笑。


で、この時期って、都立の推薦受験するのに志望理由とか提出する紙を提出するんですよね。その時だけ子どもたちは僕に「見て」と言ってくるんです。


で、僕もここが親父の出番だとも思っています。内容はこんな感じ。


本校を志望する理由

中学校生活で学んだこと

将来やりたいこと


僕、上4人を見て来ていましたが、初見で5番目の息子が一番まとまっていて、字もキレイだったんですよね。


正直驚きまして笑。で、もっと驚いたのはやりとりしてから。


まあ、最初はありきたりなこと書いているんですよね、大体。なのでここから僕は質問を始めます。そいつの本音を引き出さないと面白いと思われませんからね。


僕「なんでこの学校に行きたいの?」

(最初は自由な校風とか書いている)


しょうた「偏差値が高いから(ニヤッ)」


僕「いいねー。それそのまま書け。」「なんで偏差値高いところに行きたいの?」


しょうた「ちょっとレベルが高いところに行った方が成長しそうだから」


僕「すごいね笑。なんで成長したいの?」


しょうた「え、だって将来の仕事の選択肢増えるじゃん」


僕「お前すごいね!笑。この時点でそんなこと考えているのかつてお前だけだぞ」

 「で、なんの仕事したいの?」


しょうた「先生か、なんか研究して発明したい。それで人を助けたい(真顔)。」


僕「お前、それをそのまま書け」


こんな感じのやりとりしたんだけど、正直、ちょっと感動(T . T)



中学校の間に学んだことのところにも、「友達と生きる大切さを学んだ」と書いてあり、不登校の経験とそれを克服できたのは友達のおかげだということが書いてあった。


うーん、、、僕は考えましたよ。


人間てね、シンプルに右肩上がりに成長していくわけではないんだね。学びたいと思った時に学べば、一年くらいのブランクなんてあっという間に埋められる。


今回のやりとりで、

・自らを俯瞰して観察する能力があること

・弱みを開示してそれさえも強みにしてしまう強さがあること

・将来のために行動する力があること

・こちらが言ったことに対して的確に理解する能力があること

こういう力があることを感じたんですよね。


そして、我が息子ながらこいつすごいなと思いましたね。


不登校の当時も思っていたんですけどね、自分の意思を貫くことの方が面倒だったりするじゃないですか?毎日「なんで学校嫌なんだ?」とか「どうしたいんだ?」とか聞かれたりして。よっぽど我慢して学校行った方が楽ってこともあったりすると思うんだけど。


息子はガンとして嫌なものは嫌と通す力があるんですよね。これは幼稚園からそうだった。嫌なものは嫌とずっと意思表示していて。幼稚園3年間、ずっと馴染めなかった。(でも、小学校の時に一番楽しかったのは幼稚園時代だったとか言ったりして不思議)


でも、いまこうして成長して思うのは、嫌なことがはっきりしているということは、やりたいことは自らやる力もあるんだなということ。


その力がこれからは一番大事な力だと僕は思う。だから、もうこの息子は大丈夫って思った。

今回のやりとりで、もうどこに受かっても受験は成功だなと思ったな。ここまで中学校で成長できていたら、もう先のことは心配ないね。


6人の子育てしていて思うこと。それはみんな違うということ。そして気をつけていることといえば、その子のいいところがどこかを見極めて、それを邪魔しないこと。それだけかなぁ。


6人もいて良かったなと思うのは、こちらの希望を押しつける余裕がないこと(自分に笑)。そこまで一人一人に構っていられないから、結局その方が子どもは勝手に育つのかもしれないと6人も育てているとだんだん気づけます笑。


今日もいい1日を過ごしてくださいね♪


玉川広志



パンツいっちょでエアコンクリーニング手伝う息子



P.S.オーガニックドライフルーツプレゼントは昨日受注した分で終了となっています。

200個配ることができて幸せ♪いつもありがとうございます😊



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