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僕がPTAをやっていた時のことを話します

おはようございます。

超重曹のたまちゃんです。


僕、子どもが6人いるんです。今年23歳になる一番上の子が6年生の時に3.11がありまして。あの時、死ぬことをリアルに感じませんでした?僕はそれを感じて、いま死んだら何を後悔するのか考えたんですよね。そうしたら子どものことが浮かびました。当時は6人目の子どもも生まれてて、お掃除の仕事も脱サラして始めたばかり。子育ても仕事のことも必死でやっていたと思います。それでも死ぬこと考えたら仕事のことを考えませんでした。やっぱり子どもたちに何か残せないかな?そんなことでした。それで子どもたちと関われること何かなと考えて、PTA活動に関わってみることを考えたんです。それがきっかけでした。


当時、PTAってとても硬いイメージというか、すごくはっきりした言い方してしまうと面倒臭いことをしているっていうイメージがありました笑。でもやるからには楽しくやりたい性分なので、そしてやるからには中心でやりたくなるところがあり笑、関わった初年度から「校外委員会」という地域活動を中心にやる委員会に関わり、なんと委員長もやることに笑。その時20人くらいのメンバーだったと思いますが、男性は僕ともう1人だけ。さすがに大丈夫かな?とちょっと不安でしたが、やってみたら楽しかった笑。


僕はお掃除の仕事を始めるまでずっと男性を相手にお仕事することが多かったんですが、お掃除の仕事はほぼ100%女性が相手なんですよね。そしてPTAも女性の方が関わっている人が多い。で、気づいたんですが、僕は女性相手にコミュニケーションとる方がしやすかったんです。性に合うというのかな。男性は形式を重視しますし、最初からフラットな関係を作るのは難しいですよね。上下関係をしっかりしないといけません。しかし、女性は違うんですよね。それをやるとかえって距離があく。むしろ最初からフラットなコミュニケーションをする方が距離が縮まりました。僕は堅苦しいことが嫌いで、形式よりも実を取るタイプ。あと女性はとても感覚的で感性で動きますが、これも僕はとてもやりやすかった。校外委員長をやった年の最後に、一緒に関わってくれた人たちの活動を撮りためていた写真を使って、感謝を込めてミスチルの音楽と共に振り返りの動画を作ったんですよね。そうしたら泣いて感謝された笑。そして、その動画作っていた時に思ったんですよね。写真にはたくさんの子どもたちと大人の笑顔があったの。これって俺がやりたかったことだなと。たくさんの関わってくれた人に喜んでほしい。それができる場なんだとわかったんです。


僕はPTAに関わる前は、自分の子どもたちに何ができるかを考えて関わり始めたんですよね。でも関わったら、自分の子どもたちのことよりも、もっと大きな範囲で子どもたちのことを考え始めるようになった。地域の子どもたちとか、同じ小学校の子どもたちとかね。もっと言ったら、日本の未来は子どもたち次第だなってこともわかるようになってきた。でね、みんな知らないだけで、知るとやっぱり問題意識というか、何かそれってこうできないかなとか、こうしたらいいんじゃないかみたいなことは思うんですよね。僕はその後、PTAにどっぷり浸かっていくことになり、10年くらい深く関わったんじゃないかな。今はそのエネルギーを100%仕事に向けちゃっているけど、子どもたちのことはとても関心があるテーマで、いつかまた関わっていきたいと思っていることなんですよね。


僕はPTA会長もやっていたことがあって、PTAってこんなに面白いんだよと。言ってみたらPTAをマーケティングしていたこともあった笑。その時は多彩な仲間がたくさん関わってくれて、それこそ毎年感動で涙を流すことがあり、とっても楽しかった期間だったな。その頃は日経新聞やNHKをはじめ、たくさんの取材なんかも受けて、今でもそれは続いているみたい。よかったら大田区嶺町小学校PTOのホームページを見てくださいね。義務や強制で運営されていたPTAをやりたい人がやりたい時にやればいいボランティア制に変えて運営しているとても楽しそうなPTAですよ。


最後に、僕は当時、いかに子どもたちや親御さんに集まってもらえるかばかり考えていたんですよね。だからとにかく子どもたちが楽しいと思ってもらえることはないか?親御さんのためになることはないか?そんなことばかり考えていました。僕がいま学校の活動に近いところにいたら、きっと気になるのはマスクのこととかになっちゃうかもな。僕は学校という場所の体質をPTA活動でよく理解しました。現場と管理者の乖離っていうのかな。本音と建前ともいうけど、そうしたものが僕は嫌いで、よく戦っていました。平和な方法でですが笑。でね、やっぱり何かを変えようと思ったら、まず知ってもらうことからなんですよね。いろんな意見があっていいんです。だけど、お互いのことをまず知る努力をして、意見交換をすることってとても大切で。その習慣が日本にはないんだなってことが、今回のコロナやマスク、ワクチン関連の話でよくわかりました。


このメルマガを読んでくれているあなたは、いろんな情報を取ろうとしている方なんじゃないかって思っています。僕がいま知ってほしいことの一つに、この先生のお話をもっと広めたいなって思っています。高野弘之先生は、世田谷で小児科医をされている先生です。現代医療と代替医療を併せて現場にあたっていただいている自然派ドクターです。この方がいま子どもたちが置かれている状況に対してできることをこちらのイベントの基調講演で語ってくれます。先生のお話を聞いてもらって、いま常識と思われていることが、本当かな?と考えるきっかけにしていただけたらうれしいです。ちなみにこちらのイベントは、僕がPTAでやっていたような、親子で参加できるイベントですので、こちらの本編も興味あれば是非ご参加ください。


PTAについてはたくさんの思い出がありますので、また機会があれば書きたいと思います。


玉川広志



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