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超重曹を使ってお風呂を掃除する方法
お風呂のお掃除は一番大変かもしれません。
というのも、
汚れの種類が1種類ではないんですよね。
超重曹を使って落とせる汚れは、
・脂系の汚れ
・カビ系の汚れ
なのですが、
一番落とすのに時間のかかる汚れは
・水アカ系の汚れ
です。
お風呂はこれらの汚れが複合して付着します。
そして、
場所が広かったり、
分解が必要だったり、
材質がいろいろあったり、と
掃除が難しく、大変になる要素満載。
僕が初めていくお風呂なんかだと、
4時間くらいかかるからね。
かなり大変です。
なので、
お風呂の汚れは全て超重曹で落とせるというわけでは
ないのですが、
一度全ての汚れをリセットした後は、
超重曹でメンテできるので、
その辺も含めて今日はお伝えしますね。
ではお風呂をお掃除するときの道具と
段取りからご説明します。
**用意するもの**
・超重曹
・サッシブラシ
・スポンジ(FRPでも傷がつかないもの)
・スクイージー(あれば、ガラスの水分を切るときに使うやつ)
(水アカ系の汚れを落とす道具と方法は、いろいろ
専門の道具を買い揃えないといけないし、
素人で簡単にできるものとそうでないものもあるので、
またの機会にお伝えしますね)
**手順**
(ここでは、マンションなどのユニットバスを想定しています)
1)シャンプーやスポンジ、掃除道具など全てどかす
2)掃除する順番は基本的に上から下、奥から手前に行きます
浴室乾燥機のフィルター、照明カバーを外して洗う
超重曹は20〜30倍薄め、スポンジ・サッシブラシを使う
3)同様に20倍薄めくらいの超重曹で天井、壁、ドアを洗う
スポンジでこすった後もしばらく放置して
すぐに水で流さない。
放置することで、脂系の汚れは硬いものも柔らかくなる。
4)鏡、カラン類、置き台、浴槽を洗う
この辺は、脂系の汚れの他に水アカ系の汚れがつきやすい
場所になっている。壁の床との立ち上がり部分も。
ここは超重曹に特殊なコンパウンドを混ぜてスポンジで
こすることをしている。
5)浴槽のエプロンを外して洗う、内部を洗う
エプロンはスポンジでこすって洗う。
内部は僕は高圧洗浄機を使うが、普通はないので
手の届く範囲はスポンジ等でこする。
シャワーを高圧にして洗う。大きめのバケツがあれば、
その水を一気に内部に流し込んでも浴槽下に溜まっている
ヘドロを押し流す事ができる。
洗い終わったら、超重曹をスプレーしておくと、
防カビに役立つ。10倍くらいの濃いめで。
6)排水口の部品を外して洗う
7)床を洗う
床は汚れが強くついている事が多いので、
その場合は10倍程度の濃いめの超重曹をスポンジで
塗り広げ、しばらく放置する。
その後、スポンジやサッシブラシでこする。
からり床は種類によって、細かい凹凸や床の色のため
かなり汚れが目立つ事がある。これまた特殊なブラシで
こする事で、洗剤を使わなくても簡単に落とす事ができる。
ごくせん君
http://quality-ism.com/menu/28417
スクイージーは洗い流すたびに、スクイージーで水を切るのに
使います。そして、そこに汚れが付着していないか確認する。
で、ついていたらまたそこを磨く。この繰り返しですね。
毎回思うんだけど、
書いてみるとそんなに大したことはないですよね。
やってみるといろいろ大変なこともあるんだけど。
**メンテナンス方法**
せっかく落とした汚れも、またすぐついてしまうから
汚れはためてからやればいい、なんて思っていませんか?
それは大きな間違いです。
汚れにはレベルがあります。
付着エネルギーの強さとも言えます。
この付着エネルギーが小さい間であれば、
素人の簡単な掃除で落ちます。
つまり、ついたばかりの時に、
すぐにお掃除する事が大事なんです。
あとは、つかないようにする事。
つかないような環境を作る事。
お風呂がキレイな家の人に、どうやって
メンテナンスしているのかを、
僕は必ず聞くようにしています。
例外なくやっている事。
それは、
「水滴をふくこと」
たったこれだけ。
でもとても大きな違い。
水滴をふくのに、バスタオルを使っている人も
いますが、全部をふくのは相当しんどい人も
いると思います。
その場合、スクイージーで水を切るのでも
いいんです。
それもできなければ、
お風呂に入るたびに、汚れやすいところを
軽くこすってあげるだけでもいい。
鏡
カラン
壁と床などの立ち上がり部分
などなど
これだけやっておけば、
一番付着エネルギーが強い、
水アカ系の汚れがつくことを防ぐ事ができます。
あとは、カビ系と油汚れ系ですよね。
カビは、水分、栄養分、温度の3つの条件が
揃うとカビが生えます。
この3つの条件のうち、一つを無くして
あげればいいんです。
水を切ってもいいし、
石鹸カスなどを流してあげてもいいし、
窓を開けて換気してもいい。
あとは、超重曹を30倍程度に薄めて、
汚れやすいところにスプレーしてください。
防カビ効果があります。
それだけでなく、
汚れを分解してくれるので、防汚効果も
あります。
これは、脂系の汚れに対しても有効という
事です。
超重曹をボディソープやシャンプーとして
利用しているだけで、排水口のぬめりが
少なくなったなんて声もありますから、
掃除のためでなくても、
入浴剤として超重曹を使っていれば、
そのお湯を床に流しておくだけでも
いいわけですよね。
ラクに、簡単に。
超重曹はパワーがありますが、
安全なので、
そのまま放置しっぱなしでも、
素材を傷めませんし、
身体に付着してもまったく問題ない。
こんなメンテナンスがラクなの、
超重曹しかありえませんよ。
とにかくポイントを押さえて、
ラクにする事。
そうしないと継続しないから、
結局もとに戻ってしまうと
残念ですよね。
こんなことを気をつけながら、
年末に向けてトライしてみてくださいね。
玉川広志
P.S.
こんな汚れをどうやったら落とせるのか?
超重曹を何倍に薄めたらいいのか?
こうした悩みや疑問があると思います。
一般論はわかったけど、具体的に自分のこういう悩みに
答えてほしいという人、いるんじゃないでしょうか?
そういう人向けに、
超重曹を使ったお掃除術が学べるセミナーを
12月12日午前中に開催することにしました。
https://goo.gl/8yDw24
良かったら学びに来てくださいね。
超重曹のサンプルと、サッシブラシをプレゼントします。
その日聞いた方法を、帰って早速試す事ができますよ。