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【健塾メルマガ】収容所と化す、日本の精神科病院

収容所と化す、日本の精神科病院!!!

2024年4月から2025年3月までの一年間に大阪府内の精神科病院(大阪市と堺市内の精神科病院を除く)で発生した虐待のうち、大阪府当局に通報された件数がなんと641件に上りました。これはあくまでも通報があったケースに限定されますので、これで全て…というわけではありません。
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/122028/r6kouhyoujikou3.pdf

大阪には約1万8千床の精神科病床がありますが、641件もの虐待が起きていることは、本当に大きな問題です。

しばしば「患者が暴れるので危ないと思い指導が行き過ぎた…」という言い訳を耳にします。まるで虐待が正当防衛や医療・看護の延長だと言わんばかりですが、そもそも「精神科の患者は危険...」という背景の一つには、長年こうしたPRが繰り返され、私たち日本人の観念の中にイメージが植え付けられたこともあります。もちろんそれだけではなく、「精神科の治療によって暴れる状態にさせられている」という側面もあります。向精神薬には他害行為、攻撃性、幻覚、錯乱、易怒性、易刺激性などの副作用が生ずることは周知の事実です。これらの副作用によって「危険な患者」に仕立て上げられ、そして殴ったり罵られたり、縛られたり、閉じ込められたりしているという状況は見逃せません。

まさに精神科にさえ行かなければ、こうした危険な患者に仕立てあげられ、あまつさえ虐待されてもそこに正当性を与えるようなことにはならなかったのです。

虐待の中でも「性的虐待」については、そもそもその言い訳が通用しないません。極めて卑劣で、人間として最低の連中が行う行為です。即刻断罪されるべきです。

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