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【健塾メルマガ】PTSDで自殺するのではなく、PTSDの治療(投薬)で人は自殺する

ついに、アメリカ(テキサス)では、向精神薬の投与に対して退役軍人たちが声を上げだしました。

https://youtube.com/watch?v=OMWG0Wmbnk4&si=Pt-bAXrrBgXYJqxS

(この記事の最後に和訳を添付しています)


戦地で様々な辛い経験を強いられた将兵たちに、精神科医たちはロクな診察をしないまま科学的根拠のないPTSDの診断をし、情け容赦なく(イイ人のふりはしていますが…)抗うつ剤などの向精神薬を投与します。
このメルマガでも何度かお伝えしていますが、抗うつ剤には「自殺企図」や「自殺念慮」などを起こす作用があります。

日本で最も売れた「パキシル」の医薬品添付文書には抗うつ剤の服用により自殺企図のリスクが6.4倍高まることが示されています。
(偽薬をの飲んだ時の自殺企図発現率...0.05%、パキシルを飲んだ時の自殺企図発現率...0.32%)

自殺企図発現率0.32%...。このクスリは123万人が飲んでいましたから、1年で約4,000人の日本人を自殺に追い込んだと言えます。

さて話をアメリカに戻します。 実は「精神科医にとっての軍」とは大量の投薬ができる環境であり、かつそれらを秘密裏にしかも強制力をもってできる環境です。

そもそも、精神科医にはトラウマがどうして起こるのか?など分かってはいません。もちろんその対処方法も知りません。

彼らにとってそんなことはどうでもいいことなのです。ただただ、人々に病名をつけて、クスリを盛ったり、電気ショックなどを与えることさえできればいいのですから。

その結果、それらの将兵たちは次々に自殺していきます。それは将兵だけの問題ではありません。

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スピーチ 日本語訳(後半)

2024年4月1日、マークはVA(退役軍人省)の病院に助けを求めに行きました。しかし、すぐに彼はそこから去りました。

その後、私にこうメッセージを送りました。

「今、オーディ・マーフィー病院のVAの診察を終えたところ。すごく“親切”だったよ。セロクエルを処方されたんだ。すごいね。
…話も聞いてくれなかった。ただ毒を配るロボットみたいだ。
KSAT(ニュース局)に電話して、彼らが英雄たちを殺しているって伝えるべきかも。何も聞かずに薬を出すだけなんて、信じられない。犯罪だよ。退役軍人を殺してる。」

マークは処方されたセロクエルの写真を私に送ってきました。
彼によれば、医師は話もろくに聞かず、5分で「はい、これ飲んでください」と薬を出したとのこと。

戦争で傷ついた年月、深いトラウマ、それらを癒すために、どうして薬一つで解決できるのでしょうか。

未来を描く力も、希望を持つ力も、計画を立てる思考力も、薬では育まれません。 むしろ、脳を麻痺させ、人をゾンビのようにしてしまうのです。

3年前、マークと私は共に『Suicide Stalks the Sniper(自殺は狙撃手をつけ狙う)』という本を書きました。 これは私たち親子にとって、癒しの手紙のようなものであり、彼の魂を世界に届ける愛のプロジェクトでした。

彼はその中でこう語っていました。「私は戦場を離れたが、戦争は私を離さなかった」と。

アメリカでは、63分に1人の退役軍人が自ら命を絶っています。年間7,000人以上。

その多くが、SSRI(抗うつ薬)や精神を変化させる薬を使って治療されています。
これらの薬は、自殺を防ぐという科学的証拠は一切ありません。
むしろ、自殺を助長することが証明されており、「自殺リスク増加」というブラックボックス警告がついています。

なぜ精神科医は、戦争で心を傷つけた兵士にこれらの薬を出すのか? 答えは、製薬業界に洗脳されているからです。

薬を出せば儲かる。時間をかけて話を聞いたり、カウンセリングするより、はるかに楽で利益になるのです。私は、息子の死の責任をVAの制度と、彼に薬を出した精神科医に問います。彼が本当に助けを求めていたのに、それに応えなかったからです。
彼の死は防げたはずなのです。

私自身も、マークが過去のセミナーで警鐘を鳴らしていた兆候を見逃したことを悔いています。マークはもういません。でも、彼のメッセージは生きています。

昨日、VA病院の階段で鳴り響いた銃声は、これから世界中に鳴り響き続けるでしょう。このひどい制度が改められ、退役軍人たちが正当に愛され、支えられるその日まで。

今日は、世界が天使を、英雄を、愛すべき息子を、兄弟を、叔父を、友人を失った日です。マークは、何千人もの人生に前向きな影響を与えてきました。彼は私が知る限り、最も優しく、思いやり深く、寛容で、献身的で、忠実で、本当に素晴らしい人物でした。

マーク、心から愛している。素晴らしい息子でいてくれてありがとう。私にとって、これ以上望むことなど何もありません。あなたが私の一部を持って旅立ってしまいました。でも、いつかまた、あちらで会えることを願っています。

ラリー・ミラー
議員の皆さん、今期の議会でも、私たちは多くの議論を耳にすることになるでしょう。その中で、私は皆さんに、「ためらいなく赤・白・青(アメリカの象徴色)」を掲げ、退役軍人を政策と立法を通じて支援し、こうした声を広げてほしいとお願いしたいのです。

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