速報！

複数の女性患者に対するわいせつ行為で起訴されていた精神科医、牛見豊被告（うしみメンタルクリニック院長）に対する判決公判が本日11時から横浜地裁で行われ、懲役4年の実刑判決が言い渡されました。

認定された被害者は８名。精神科医としての立場を利用して犯行に及び、非常に悪質だと裁判官に断罪されました。被害者の精神的苦痛は計りしれず、結果が重大であることから実刑が相当と判断されました。

当然のことです。

被害者の供述は信頼できると認められた一方、犯行を一部否認する被告の言い分は認められませんでした。カルテ記載の正確性にすら疑問を呈されました。

このような犯行が少なくとも2017年から逮捕される直前まで繰り返されてきたのです。

これまでも、被害者が声を上げたとしても精神科患者であることから信用性に疑問を持たれ、精神科医の犯行が長らく放置されてきた事例がいくつもあります。

しかし、状況が変わって来ました。性犯罪に対する世間の認識も司法の判断も変わって来ました。少し前であればこの精神科医は無罪になってもおかしくない話でした。

2012年に出た刑事裁判判決では、牛見被告の犯行とほとんど内容が変わらないのに、とある精神科医に無罪が言い渡されました。

その時は非常に悔しい思いをしました。勇気を出して警察に訴えてくださった被害者に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その思いを無駄にできないと決意し、それ以来精神科医の性犯罪について徹底的に追及し、世間の認識を変えていきました。

そのような経緯もあり、この度の実刑判決はとても感慨深いものがあります。

今や、被害を訴える複数の声や内部告発があれば警察も行政機関もマスコミも動きます。精神科医の犯罪についてしかるべき機関に通報してください。

https://www.news-postseven.com/archives/20240427_1960200.html?DETAIL

https://www.jprime.jp/articles/amp/28013