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眼科医が教える紫外線対策
紫外線対策は十分なさっていますか?
紫外線は皮膚や目に様々な健康障害を
引き起こします。
日焼けやシミ、皮膚がんや角膜障害、
白内障や翼状片※などです。
紫外線による障害は急性と慢性に分けられます。
それを踏まえて予防対策を講じます。
急性症状としては日焼けと角膜障害。
慢性症状としては、シミ、皮膚がん、白内障、
翼状片などです。
急性症状としての角膜障害は、強い紫外線を
浴びるのが原因です。
春スキーなどで天気が良い時には
特に紫外線が強く雪目を起こします。
角膜炎を起こして、結膜充血、痛み、異物感、
流涙などの症状を起こします。
目を開けているのも辛いので、UVカットの
サングラスか できればゴーグルをして予防しましょう。
特にお子さんはその知識がありませんので、
注意してあげてください。
室内では印刷機や溶接現場での紫外線被曝が
問題となります。
作業されているご本人は知識があり保護マスクを
装着していても、横で傍観している方が危険です。
紫外線による慢性障害を防ぐには、日焼け止め、
帽子、日傘、UVカットのサングラス装用などです。
サングラスは色の濃過ぎるものでは瞳が大きく
開いてしまう為、逆効果にもなりかねないので
適度なものを選んでください。
しかし一方で紫外線は害を及ぼすだけでは
ありません。
皮膚でのビタミンD合成に不可欠です。
このビタミンDはカルシウムの吸収を助け
骨や歯を丈夫に保つ役割の他、
免疫力の向上にも必要な大事な栄養素です。
即ち適度の日光浴も必要なのです。
『中庸の徳』という言葉があります。
テキトーではなく適当な対処が肝心です。
ご自身が心地良く感じる身体からのメッセージを
基準に生活なさってください。
そして年一回の定期検診等で、健康を確認しましょう。
※翼状片は白目(結膜)から三角状に血管を伴って
黒目(角膜)に侵入する膜状の増殖組織です。
いつも充血してるんだけど!と来院されることが
あります。
良性ですが、長年放置して角膜中央部分に
かかってしまうと視力障害をきたしますので
定期的な眼科受診をお勧めします。