あべ眼科クリニック<医療法人社団豊珠会>

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『朗らかさ』と『呼吸』を大事にして免疫力をアップしましょう。

《呼吸》にはよく知られる様に腹式呼吸と胸式呼吸がありますが、生理学的には次の様に分けることができます。
 『肺呼吸』と『組織呼吸』です。
 
 ・肺呼吸とは、「肺胞内の空気」と「血液」との間のガス交換をします。外呼吸とも呼びます。
 ・組織呼吸は 「血液」と「組織細胞」との間のガス交換をする内呼吸です。

血液の媒介によって空気中の酸素は組織に運ばれ、組織の炭素は空気中に排出されるのです。

🔸コロナ禍の元では「良く換気をしましょう」と言われますが、私たちの体内での『換気』はさらに重要です。

 肺では酸素が少なく炭素の多い呼気と、フレッシュな外界の空気とを交換します。これが私たちの体内での『換気』です。
 肺には伸張受容器があり、肺の拡張と収縮によって呼吸のリズムが形成され、呼吸中枢により休みなく自動的に呼吸運動が調整されます。

 末梢血管は、交感神経優位の緊張状態では硬く収縮し、睡眠時やリラックスした時の副交感神経優位の状態では柔らかく拡張します。

 強いストレスにさらされると、身を守るため交感神経が優位に働きますが、過剰になるとご存知の様に過呼吸症候群の症状を起こします。
 
 そして 恐怖や不安などのネガティブな感情は、呼吸を浅くして呼吸量を減少させます。

🔸一方幸せや喜び、笑いなどのポジティブな感情は呼吸を深くし、呼吸量を増加させます。

🔸鼻から吸った息が身体の隅々まで巡る様に、ゆったりとリラックスした状態を作りましょう!
 
  *感情に意識を向けて深い呼吸をすることで、より免疫力を高めて 健康を維持しましょう!
 

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