牛の健康を第一に考えた酪農に取り組んで約15年。

この15年でわかったことは、

・北海道十勝という地で、日高山脈を水源とした地下水を飲み、太平洋から海風に乗って運ばれるミネラルにより育つ牧草を食べ、広尾町沿岸の海水から作った塩を舐めて牛が健やかに育つこと。

・命というものは今ここにあるものだけでなく、前の世代から託され、次の世代へと受け継いでいくもの。母牛によって子牛のために作られる乳は、私たち哺乳類にとって命をつなぐ飲みものである。

・牛は人間が食べられない、そして再生可能な資源である牧草を食べ、安心安全おいしい牛乳で人を幸せにできる。

もともと牛も牛乳も嫌いだった自分が心から美味しいと思った鈴木牧場の牛乳を、全国の皆さんにおすそ分けしたい。

この気持ちをずーっと持ち続けてきました。

十勝オーガニック牛乳発売を機に、牛乳の可能性を広げ、牛乳の価値を高めていきます。

ここまで来れたのは地域の皆さん、関係機関の皆さん、仲間の協力や応援のおかげです。

本当にありがとうございました。

さらに「予防に勝る治療はなし！」と教えてくれた獣医師の妻をはじめ、家族の協力と理解があってこそだと思っています。

この場をお借りして、御礼申し上げます。

ありがとうございました。

食を通じて牧場から「健康と幸せ」を実現します。

これからも変わらぬご教授よろしくお願い致します。