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自然療法の王道「アロマケア」免疫とストレス
ずっと昔、ヒトは樹脂やスパイスを燃やして神々を崇拝しました。香水perfumeは、ラテン語の「per fumum煙を通して」が由来、薫香を焚くから派生しました。歴史の中で「自然療法(ナチュロパシー )」という医学的な概念は19世紀とかなりの時を経ますが、芳香物質(精油)の作用に関する知識は、科学的ではなかったものの、次々に獲得されていきます。
古代ギリシャ・ローマ時代のペスト流行期に、精油(芳香物質)を使った人が死から免れる事ができました。
16世紀、メディチ家のカテリーナがフランスに嫁ぎ、アロマテラピーはフランスで特別な地位を得ます。カテリーナが結婚式の翌朝、グラースの街を贈られ、そこに芳香物質(ラベンダーなど)を栽培させます。歴史上初の大規模栽培です。こうして、フランスに、香りを文化(香水)と治療(アロマテラピー)に根付きます。
1964年、世界大戦下で兵士の治療に精油を用いて良い結果を出した医師バルネがアロマテラピーの本を出版、1980年代の初めから、ドイツではアロマテラピーがどんどん適用されるようになります。
薫香は人類の最も古い儀式の一つですが、今でも日常的に用いられます。そして世界中で用います。
・神々に捧げるため
・先祖とのコンタクトを保つため
・死者が彼岸にいくのを見送るため
といった、天と繋がる目的
・みずからの魅力を高めるため
・意識を変えて気持ちを切り替えるため
・来客を敬うため
・食材の保存のため
・空間を殺菌するため
といった、地(日常)に根付く目的
とても幅広い目的で使われ続けています。
精油(芳香物質)は揮発性なので、嗅覚を刺激します。精油はどの植物にも出現するものではありませんが、芳しく香って、特性を持ちます。ほとんどの精油には殺菌作用があり、害虫を追い払います。この殺菌作用が19世紀以降に化学の発展によって、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗ストレス作用といったメカニズムが解明されてくるのです。
6/21(日)オンライン@アロマセミナー
自然療法の本場、ドイツのアロマケアを中心に。オーストリアのエッセンスケアも少し。
「免疫とストレス」をテーマに行います。
https://ticket.tsuku2.jp/m/eventsDetail.php?ecd=50120402122614
ドイツにはアロマテラピーで定評のある会社が幾つかありますが、ドイツとイタリアとの国境にあるソルーナ社のエネルギースプレーは人気の抗菌&抗ストレスアロマスプレーです。ブドウ由来のオーガニックアルコールが82%。素晴らしい精油のハーモニーです。スパゲリック製法で製造されています。
https://ecsp.tsuku2.jp/m/itemDetail.php?itemCd=15102000326402
ヨーロッパの自然療法の世界に根付く、自然の力を最大限に引き出す「スパゲリック製法」という手法があります。錬金術(アルケミー)の歴史を紐解くと必ず出合う伝統的製法です。色々な自然療法の情報を盛り込みながら、また、次回も役立つ情報をお届けいたします。
次回も楽しみにしていてください^ ^