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🍃自然療法ラボのメルマガ第136号「幹細胞の自然療法」🍃
こんにちは、自然療法ラボの中村裕恵です
春本番。ゼラニウム、カモミール、ボリジあたりから花盛りになってきました。そろそろ、ミツバチの活動も盛んになりますね。
先日、アロマウェルビーイング協会で開催中の「修道院と四季の香り~フランス&初夏の香水創り」に参加してきました😊
メモといった感じですが、ブログのほうに書いてみました。香りの世界は紙面では伝わりにくいものですが、ラベンダーのメッカでもあるプロヴァンス地方の修道院のことを少し書きました。
https://ameblo.jp/1641718582642973/entry-12849484805.html
■ 上記メルマガの最後にご紹介せていただいております、タオアシス「バルディーニ」から、かなりお得な2セットを用意できました。
品質にこだわり、優しい香りで、お部屋に、香りの壺やアロマストーンに落としても、アルコールで希釈(10~20%)されているため、香りがさわやかに感じられるシリーズです。バルディーニは独自のアロマ香水創りにも使えます。アルコールも含め全ての植物が、BIOまたはdemeter品質です。
幸せセット バルディーニ「女神&ハーモニー」と「香りのつぼ」 2セットのみ
https://ec.tsuku2.jp/items/51520292150211-0001
喜びセット バルディーニ「ハレルヤ&ウェルネス」と「香りのつぼ」 1セットのみ
https://ec.tsuku2.jp/items/05131250202154-0001
「香りの壺」はコルクをとって、少しバルディーニを落とします。香りがなくなったら、別の精油を落として使ってください~、ずっと使えます❣
■ ブッシュフラワーエッセンス「2024Essence」残り1本になりました✨
https://ec.tsuku2.jp/items/40220970318132-0001
※2024エッセンスを私が解説しておりますYouTube:https://youtu.be/EQKcKJf3gj8
毎年夏になると欠品になるソラリスエッセンスもご選択いただけます。
■季節のテーマ「紫外線」 https://ec.tsuku2.jp/shop/0000106649/0050
本格的な日差しが訪れ、紫外線の気になる季節を迎えました。紫外線は活性酸素の発生源でもあり、シミ&シワの原因になります。ご活用ください。
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「幹細胞の自然療法」
最近、教えていただいたお店に、あの有名なタニタのご創業社ご夫妻がやっていらっしゃる谷田夫婦商店があります。 谷田夫婦商店 -TANIDA MEOTO SHOTEN- (tsuku2.jp)
皆様も耳にしたり目にしたりすることが最近多い「幹細胞」を使った再生医療&美容。谷田のご婦人も幹細胞に注目しています。
幹細胞は未分化細胞の代表で、まだ成長していないので、「それぞれの役割を持って分化した細胞」になるポテンシャルを持つ細胞ですね。元々、脳や神経細胞は再生しないことで有名ですが、再生ないことで有名な体の部分が「軟骨」。この軟骨を沢山抱えている「関節」は摩耗してしまったり、致命的な怪我で傷つくと、もう再生できないので、スポーツ医学の分野では、早くから、再生医療を発展させてきました。一番、手っ取り早く、ダメージを受けた部分を修復するのが移植術になりますが、移植の歴史は人間が植物を使って「植物療法(フィトテラピー)」を発展させてきた古代ギリシャ・ローマ・インドの時代と同じ頃になります。再生医療は、自分の細胞を利用して組織・臓器を再生するアプローチして始まり、幹細胞治療の原型は白血病患の骨髄移植(同種移植の造血幹細胞を活用)になります。こんな事が行われ始めたのは、1980年代に入ってからですから、本当につい最近の話になります。90年代にはティッシュ・エンジニアリングと呼ばれる概念が生まれ、臓器そのものの再生を目指す研究も行われ、現在の幹細胞治療は、幹細胞だけを移植して臓器を再生する手法が主流です。幹細胞を移植するために取り出して、幹細胞を培養しているうちに、幹細胞だけでなく培養液の研究も進みました。幹細胞培養液(厳密には、違いますが、上清液は培養液になります)の中には、幹細胞自体が放出する沢山のタンパク質があることがわかり、このタンパク質が抗炎症作用、創傷治癒作用などを持っていることが解り、加えて、細胞再生作用を持つことまで判明ました。そこで、2015年くらいから、コスメ業界への進出も加速化してきたんですね❣
話が難しくなりましたが、植物も私達が主にレメディ(薬)として使っていくのは分化細胞の時代が長く存在しています。成長した根、茎、葉、花の中には特定の物質が多く、その研究が長く行われ、人間にとって毒性はないが、食性でもない、薬理効果を持つ植物の特定の部分が、ハーブティー(ティザンヌ)やハーブチンキ(タンチュメール)になって、世界中で活用されています。その歴史に裏付けされた薬理作用を持つ物質の世界を学んでいくのがフィトテラピー(ハーバルセラピー)になります。自然療法ラボでは、ハーブチンキをご紹介する以前より、ジェモセラピー(ジェモエッセンス)を紹介して参りました。ジェモエッセンスは、植物の蕾・新芽・ひげ根といった未分化幹(胚)細胞になります。植物の幹細胞には、オーキシン(トリプトファンが前駆体になります。オーキシンは組織の再生促進物質になります)、ジベレリン(主に新葉で作り出されるタンパク質で、眠眠打破による発芽の開始に関わります。オーキシンと協調して働き、抗炎症効果を発揮します)といった、成長した植物細胞にはない物質が豊富です。この幹細胞成分を浸出させるのに、アルコールではなくグリセリンを必要とするのが、ジェモエッセンスになります。ハーブエッセンスのほうはアルコールで成分を浸出します。
5月19日開講予定のフィトテラピーBase(基礎)講座の準備を本格的に始めました。フランスの伝統的なフィトセラピーの歴史や活用だけでなく、ジェモセラピー、フラワーエッセンス、ホメオパシーなどのとの違い、使いやすい「フィト(タンチュメール)」のエルビオリス社選別「必須エッセンス 10種」を学ぶのと同時に、鑑別エッセンスもいくつかご紹介しながら、植物療法の魅力をお伝えしていきます。「えっ!これもタンチュメールで飲むの?」と思うような植物もあり、新たな植物との出会いがここにあると思います。講座修了後、10タンチュメール&10種ウェルビーイング(浸出インフューズ)オイルをセラピスト価格で扱う権利も得られます。ご自身やご家族のケア、今までやってこられておられるセラピーのサポートとしても活用していただける構成です。4月までの申し込みでかなりの割引になります。また、ジェモセラピスト講座受講がまだで、エルビオリスのセラピスト認定を受けていないかたは、この講座もセラピスト認定可能講座となります。ぜひ、参加をご検討いただけますと幸いです。お申込みは以下になります。
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【資格取得】エルビオリスフィトテラピー講座 Base | エコールドエルボリストリー「ル・スリール」 (gemmo-therapy.jp)
※自然療法ラボより「ハーブではじめる 植物療法の手引き(グラフィック社)」1冊と「女性特有のトラブル」解説動画とタンチュメール1本プレゼントします。「植物療法の手引き」をお持ちのかたは、別の書籍の1冊プレゼントも可能ですので、自然療法ラボもしくは中村裕恵にご相談ください。また、日程が合わない場合は、個別で補講開催もしくは当日の録画をお送りしますので、ご相談ください。
次回はフィトセラピーとホメオパシーの違いを紹介します。
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☀️セミナー(すべて後日視聴可能セミナー)のご案内です☀️
●アロマウェルビーイング協会主催、豊泉真知子先生×中村裕恵のコラボセミナー「ハーブセラピー/精油と自然療法 夏編」が5月11日より全3回で開催されます(毎回完結型。単発ご参加可能)。第一回は、皆様もご関心の高い、胃腸の健康が健康の秘訣&デトックスの自然療法です。
第1回胃腸の健康が健康の秘訣/デトックスの自然療法 | Peatix
●東昭史先生をお招きしての「花の錬金術」シリーズは次回7月21日(日)に。
登石麻恭子先生をお招きしての「ホリスティック占星術」は次回10月20日(日)に。
他にも企画して参ります!
次号も、よろしくお願いいたします🐬