こんにちは
資明堂スタッフ井上です。

先日、2021年5月15日　広島で開催された
《ひろしまっこの未来をつくる安心給食》というフォーラムへ参加してきました。

講演者の一人としてお話してくださったNPO法人「大地といのちの会」理事長の吉田俊道さん
有機農業、食育などの分野で講演、普及活動をされています。

その吉田さんのお話の中で私がいちばん驚いたのは
『人間にとっておいしくて栄養価の高い野菜ほど虫は食べない！』という事でした。

「え！農薬のかかっていないおいしい野菜を虫たちは食べるんじゃないの！？」

「虫が食ってるからこの野菜はおいしい証拠だよ～」
とよく言っていたのは間違い？？

と目が点に(*_*)

【腐敗】と【発酵】　の違いで虫が来る来ないが変わるそうです。
【腐敗】には虫が寄ってきます。
【発酵】には虫は来ません。
この謎はいまだに解明されていないらしいです。
ミミズやもぐらも同じく腐った土には寄ってきますが、発酵した土には寄ってこないのです。
そして、しっかり【発酵】している土壌で作られた野菜たちは
抗酸化成分たっぷりの健康栄養素ファイトケミカルがたっぷりです！
天然の植物の免疫成分がファイトケミカルで、この成分を虫が嫌うので野菜にも虫が寄ってこなくなります。

自然栽培で野菜作りを頑張っている人で、虫に困っているときは
だまされたと思って、まずは一度土壌を見直してみると虫が来なくなるとのことです。
今、虫に困っているということは栄養たっぷり野菜が出来上がる過程の途中段階ということです！
農薬を使わず野菜つくりをしてくれてありがとうございます！

もっともっと農薬不要なおいしい野菜つくりが広まって
子どもも大人も健康に、地球の土壌も健康な世界にどんどん近づいていったら嬉しいな～と
強く思いました。

吉田さんの著書「いのち輝く元気野菜のひみつ」のP30でこんなことをおっしゃっています。
『野菜が老化したり不健全な状態になれば、病害虫が来て悪い部分を食べて再び元気にしてくれるように、
人も不健全な体になると病原菌がやってきて病気を通して毒を出して健康になります。
不健全な状態が度を過ぎれば、野菜が病害虫にやられてしまうように、人も一つの命を終えてしまいます』

人間の健康についてとても考えさせられる一文でした。
吉田俊道さんのこの本は《資明堂》文庫に置いておきますね＾＾
ぜひご覧ください。
薄い冊子のような本ですが、
有機農業のこと、食と健康のことなど超重要情報満載です！


今回のフォーラム
主催はひろしまママSUNの会。
広島の学校給食を栄養価と安全性の高い地産の食材や無添加の調味料にしたい！
と、日々様々な活動をされています。
署名も集めておられて、ネット署名もされています。

ネット署名↓↓

https://docs.google.com/forms/d/1xQLve314VxVgeaJs1WZuchIJZf19vH_pBRvpsOcV0ww/viewform?edit_requested=true

今回、この貴重なフォーラムを開催してくださって、そして参加できたことに本当に感謝です。

Facebookでも当日の様子アップされています。
https://www.facebook.com/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E7%B5%A6%E9%A3%9F%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%BE%E3%83%9E%E3%83%9Esun%E3%81%AE%E4%BC%9A-108897144396681/


長くなりました。
読んでくださってありがとうございます。

では、今日も笑顔で素敵な一日をお過ごしください。