こんばんは。近田ゆうきです。

最近、私の中で腑に落ちたことがあったので、
今日はその気づきをシェアさせてください。

みなさんは、平等と公平の違いをご存知ですか？

ちなみに、辞書で調べてみると
平等とは「すべての人を同じように扱うこと」。
公平とは「事情や状況の違いを考慮して、偏りなく扱うこと」。
と書かれています。

私はこれまで
「平等であることは正義」
そんな価値観を、疑うことなく持って生きてきました。

日本は特に

みんな同じ
差をつけない
平等であることが美徳

そんな空気の中で育ってきたように思います。

でも、最近ふと
「本当にそれは、相手のためになっているのだろうか？」
と考える出来事がありました。

ふとFacebookを見ていたら
目に飛び込んできたイラスト。

目の前に高い塀があり
いろんな背丈の子が向こう側を見ようとしている状況が
描かれていました。

平等とは
背の高い子にも
背の低い子にも
同じ大きさの足台を渡すこと。

一見、とてもフェアで、誰も傷つかないやり方に見えます。

でも実際には
背の高い子は、足台がなくても見えるし
背の低い子は、足台があっても、それでも見えないかもしれない。

「同じものを与えること」は
実は、与える側の安心や自己満足でしかない
場合もあるんだなと気づきました。

一方で、公平とは何かというと――

背の高い子には足台を渡さず
背の低い子には、十分な高さの足台を渡して
どちらも同じ景色が見えるようにすること。

これは
同じ対応をすることではなく
相手の立って想像すること
なのだと思います。

公平とは
「相手目線に立つこと」

「その人にとって本当に必要なものは何かを考えること」。

平等でいようとするあまり
無意識に、誰かに無理を強いていないか。

自分が“ちゃんとしている”と
安心したいだけになっていないか。

そんな問いを
最近は、自分自身にも投げかけるようになりました。

みなさんも平等と公平について
少し考えてみませんか？

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今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

素敵な夜をお過ごしください。

近田ゆうき