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お医者さんとのご縁

お医者さんとのご縁

 

私が、ケアマネジャーになって、初めて在宅見取りをした時の担当医であるC先生はご本人A様のご長男でした。

他市の大きな病院の副院長をされていて、とても多忙なご様子でしたが、

「父は私が看取ります。」

と言われて、訪問看護師さんと連携を取りながら、穏やかに、見事に自宅看取りを完結されました。

 

Aさんは、私の目の前で最後に大きな息を一息。はーっと吐いて、スーッと引き取りました。

まさに息を引き取るその瞬間に立ち会い

『なんだかお産と似ているなあ』と私は緊張しながらもどこか冷静にその神聖さを受け止めていました。

 

そして、主治医であるご長男はその瞬間に深々と頭を下げて

「ありがとうございました。」と静かに一言。

 

小さな飲食店を奥さんと一緒に営みながら15女を育て上げ、医学部進学を後押しされたお父様に感謝を告げて、主治医としてご長男としての役割を果たされました。

 

それから、約15年。

私は再び、Bさんの担当医としてC先生と一緒に仕事をさせていただいています。

C先生が職場を変わっておられたのです。

 

コロナ禍が原因でGHに入所を余儀なくされたBさんとそのご家族。

「自分のせいで、生活環境を変えてしまった。」と後悔された次男様。

もう一度、自宅で介護にチャレンジしたい。と始まったこのミッション。

 

フルタイムで仕事しながらの介護はたやすくはありません。

「無理じゃないんですかー」と言いたげな施設の視線を感じないふりして支援開始(笑)

 

いざ、在宅支援開始してみると、なななんと、ほぼベッド上で閉眼だったBさんが…

閉じていた目が開き、少し介助すれば押し車で歩けるまでに快復。

ご家族も、支援の現場も小さなトラブル、大きめのトラブルを乗り越え、かいくぐり

一喜一憂。でもやっぱり、みんなうれしくて、ついつい前のめり。

さすがでございます。これだからやめられませんね。

 

この困難なミッションの相談をした時に、少しの迷いもなく

「いいねえ。大変さを楽しむくらいの気持ちでやったらいいですよ。」

と背中を押してくださったC先生。

 

回復の様子を届ける動画に、目を細めながらも、

「あり方を考え直さないといけないね。」

と真摯に受け止めてくださり、介護や医療の今と未来について、診察室でお話しできることがうれしく、頼もしく、一緒にお仕事させていただける一つの醍醐味でもあります。

長くやっているとこんないいことがあります。

 

 

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