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プルービングのケース紹介(2) 何のレメディのプルービングでしょう!?!
こんにちは。
レメディによるプルービング症状って、
こんな感じです!のご紹介の第2弾になります。
今回はセルフでとったレメディではなくて
個人セッションに入っていただいている方に
私がお選びしたレメディに対するプルービングです。
何のレメディに対して出たプルービングか
ちょっと予想してみてくださいね。
♦レメディをとってから、新しく出てきた症状(プルービング症状)
・お風呂が大好きなはずのに、風呂に入るのがめんどくさい。
汗かいてないし~、キレイだし~、と言って、お風呂に入らない。
・ここ最近、深刻な便秘症状に悩んでいたのに、突然の下痢症状
・自分の体から硫黄の臭いがする
さてさて、何のレメディかおわかりでしょうか?
風呂ギライのレメディと言えば・・・
そうです。
Sulph.(ソーファー)です!!
クライエントさんから、
「お風呂に入るのが面倒で、入らない日が出てきました。
これってもしかして、Sulph.のプルービングでしょうか?」
そう言われたとき、笑ってしまいました。
Sulph.(ソーファー)をそんな風に
プルービングすることってあるんだ!と。
この方は、ホメオパシーマスター講座を
2回も受講されているので
レメディの知識がしっかり頭に入っています。
Sulph.のマテリア・メディカ解説動画の中で
「汗かいてないし、汚れてない。きれいだから、お風呂入るのや~めた~」
と、私がSulph.(ソーファー)の人を
まねる演技をしながら解説しているところが
大好きだったそうで、それでよく覚えてくれていたようです。
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プルービング症状かどうかの検証
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Sulph.(ソーファー)は、身ぎれいにするのが苦手で、
お風呂に入るのも好きじゃありません。
便秘のレメディでもありますが、下痢の症状もカバーします。
かなりプルービングの可能性があるなと思いましたが
「自分の体から硫黄の臭いする」というのはどうだろう?
確認のために、手元にあるマテリア・メディカを数冊見てみました。
すると、ファタックのマテリア・メディカに発見!
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Sulph.のFever(熱のセクション)
硫黄臭のする、多量の夜間の発汗。
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これで、Sulph.(ソーファー)のプルービング決定です。
多量の夜間の汗はかきませんが、
体臭が硫黄っぽくなることは確認できたので。
今回紹介したケースは、
不要なレメディをとったことによるプルービングではなく
必要なレメディではあったのだけれど、
リピート頻度がクライエントさんにとっては多かった
ということからのプルービングでした。
リピート頻度を調整した(減らした)ことで
Sulph.(ソーファー)によるプルービング症状は落ち着きました。
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ホメオパスが選んだレメディであっても
プルービングする可能性はある
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レメディに対する敏感さは、
クライエントさんによって異なります。
ホメオパスであっても、クライエントさんの敏感さを
まだ把握できていない段階では、
プルービングに気を付けなくてはいけません。
今回のプルービングのケースは
私の反省点ですね。
クライエントさん側も、
新しい身に覚えのない不思議な症状がでてきたら
ホメオパスに報告してくださいね。
そして出てくる症状をすべて「好転反応」と
決めてしまうのではなく
「プルービング」の可能性なども
検討してくれるホメオパスに
みてもらってくださいね。
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まとめ
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「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫!」ではない!!
セルフケアでとっているときも
ホメオパスに選んでもらったレメディをとっているときも
身に覚えのない新しい症状がでてきたときは要注意。
「プルービング」という概念を
頭の片隅に入れておいてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ホメオパスとも