ともさんち

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「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫か?」問題について

おはようございます。

今日は、よくあるホメオパシーに対する誤解

「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫」について

書いてみたいと思います。



この件については、過去にも何度かメルマガに書いているので、

以前からの読者さんであれば、聞いたことがある話かなと思います。

よかったら、復習としてまた読んでみてくださいね。




「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫♪」

この言葉は、ホメオパシーユーザーさんが

レメディをとるときのハードルをぐっと下げてくれます。

でも、それって本当でしょうか?




♦レメディの前提

そもそもホメオパシーのレメディには、

健康状態に変化を生み出す力がある

と考えられています。

注意:レメディは医薬品ではありません。また効果は認められていません。 



だから体調が悪いときに、レメディをとるわけですよね?


レメディは、

「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある」

そういう前提でレメディをとっているわけです。



「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある」という前提と

「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫♪」という考え方は

明らかに矛盾しています。




矛盾しないように整合性をとるならば


【身体に働きかける力がある説】

〇「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある」なら

〇「情報でしかないけれど、身体に働きかける力があるから、注意してとる必要がある」




【身体に働きかける力がない説】

×「情報でしかないから、身体に働きかける力がない」

×「情報でしかないから、身体に働きかける力もない。だからいくらとっても大丈夫」


と、こうなります。




でも、巷に流れている情報の組み合わせは

こんななのです。

〇「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある」

×「情報でしかないから、身体に働きかける力もない。だから、いくらとっても大丈夫」



ね、ロジックが破綻してるでしょ?(笑)

「情報でしかない」ところを、都合よく解釈しちゃってますよね。



「身体に働きかける力がある」のか

「身体に働きかける力がない」のか

どっちなんじゃーーーい!と叫びたくなります(笑)。





♦【身体に働きかける力がある説】を採用

私は、レメディは身体に働きかける力がある説を採用しています。


「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある」

「情報でしかないけれど、身体に働きかける力がある。だから、注意してとる必要がある」



だから、「いくらとっても大丈夫」とは決して言いません。


ホメオパシー講座でも適切なレメディを選び

必要最低限とってもらえるように

レメディの選び方ややとり方をお伝えしてきました。


なぜなら、不要なレメディをとり続けると、

プルービング症状がでてくる可能性があるからです。





♦プルービング症状って?!?

プルービング症状とは、物質やレメディを

とることで出てくる症状のことです。



本来のその人の症状ではなくて、

物質やレメディの影響を受けて出ている症状なので、

摂るのをやめると、おのずと消えていきます。



レメディによるプルービング症状が煩わしい場合は、

精油などを使って中和を試みることができます。





♦プルービング症状 ≠ 治癒反応 

レメディをとることで、症状が出てくるパターンとして

「プルービンク」の他に「治癒反応」と

「レメディによる悪化」があります。



「レメディによる悪化」まで説明すると

長くなりすぎちゃうので、これについては

また別の機会にお話ししますね。



「治癒反応」とは、英語では

Healing Reaction(ヒーリング・リアクション)と言います。


ヒーリングのプロセス(癒される過程)において、

一時的に症状が悪化する場合があり

そのことを「治癒反応」と呼んでいます。



もしレメディをとって症状が悪化したとき

「治癒反応」だと判断できた場合は

その後に症状の改善が期待できるので、

様子を見ます。



でも、プルービング症状は見守ってはダメです。

まず、とっているレメディをストップする必要があります。


本来の自分の体調とは無関係に、

物質やレメディが作っている症状なので、

プルービング症状が落ち着いた後に、

もともとの不調の改善は期待できないからです。




でも、プルービングするということを知らないと

治癒反応と誤解してしまうんですね。

ここが大きな落とし穴なのです。




「レメディは情報だから、いくらとっても大丈夫♪」

そう思っていると、プルービングしている可能性に気づけません。



「治癒反応かもしれない」と勘違いして

不要なレメディ(あっていないレメディ)をとり続けることになり

結果としてプルービング症状が出続け、

いっこうに体調が整っていかない・・・、なんてことも。




また、不必要な症状が出つづけるというのは、

身体の大切なエネルギーの無駄遣いになるので、

ないに越したことはないのです。



レメディはいくらとっても大丈夫ではないこと、

プルービングすることがあるということは、

是非、認識しておいてくださいね。






ちょっと長くなってきたので、今日はここまでとして

明日から実際にプルービングしているケースを

いくつか紹介していきますね。



面白いケースなので、お楽しみに!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ホメオパスとも

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