デメリットゾーンにいる時はステロイドに注意!


アトピー性皮膚炎の基本治療として皮膚科学会が推奨しているのがアトピーやプロトピックを使用したものです。

ですが、ステロイドを長期間使用していますとデメリットゾーンというステロイドを使っていても改善が見られないときが出てきます。


このデメリットゾーンにある時に、ステロイドを使い続けますと、お肌にはマイナスの事が多いです。

まずはステロイドの副作用にはどのようなものがあるのか、を知ることから始めましょう。


ステロイドの再評価結果における安全性評価対象例4,875件の中副作用は166件に認められたとあります。

その中で重大な副作用として上げられるのが


眼圧亢進

緑内障

後嚢白内障


です。

また他にも


・過敏症(皮膚の刺激感、接触性皮膚炎、発疹)

・皮膚の感染症(細菌感染症、心筋、ウィルス感染症)

・その他の感染症(魚鱗癬用皮膚変化、紫斑、多毛、色素脱失)

・その他の皮膚症状(ステロイざ瘡、ステロイド酒さ、口囲皮膚炎、ステロイド皮膚)

・下垂体、副腎皮質系(下垂体、副腎皮質系機能の抑制)


など多くの副作用があるのですが、そのほとんどが「頻度不明」であり、試用期間や頻度の影響はあるとは思いますが、そこまで多く発生するものではありません。


また、直接アトピー性皮膚炎に関わる要因と言われているのが、副腎皮質系機能の抑制ですが、ドクターが良く仰るのですが、服用や注射・点滴と違って、外用の場合では、その影響が見られる頻度は最強クラスのステロイド剤を長期間使用した場合であり、例外的なものと言えるかと思います。


つまりのところ、ステロイドの副作用が、アトピー性皮膚炎というもの自体を直接悪化させているケースは少ないと言えます。

では、どうしてステロイドを長期間使用することが良くないのでしょうか?


そこには「ゾーン」のとの位置にいま自分がいるのかが大きく関わっています。


例えば、ステロイドの添付書に重大な副作用として記載されている眼障害は、メリットゾーンの中でステロイドを使用している場合に現れやすいものではありません。

また、デメリットゾーンの中でも、かなり深度が深いところにいる方が該当しやすいです。


ただこうした副作用は、必ずしも「アトピー性皮膚炎の悪化」に繋がっているとは言い切れません。

デメリットゾーンの渦中にあるアトピー性皮膚炎で悩まれている方が氣をつけないといけないのは「アトピー性皮膚炎を悪化に導く要因」です。


では、実際にデメリットゾーンにいると考えられる方が、そのままステロイドを使用し続けた時に「どういった影響がアトピー性皮膚炎に関係しているのか」を次回から実際の医学論文を参照しながら見ていきますね。


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