🤔自分の体のことなのでしっかり考えよう


前回から少し間があいちゃいました^^;

前回はアトピー性皮膚炎の治療でプロアクティブ療法、というものがあるのですが、それは本当にベストな選択肢ですか?ということでした。

前回のブログはこちらです⇒『プロアクティブ療法って再発を防ぐのにベストな選択?


それでは前回の続きやっていきます。


プロアクティブ療法については九州大学がHPで記載をされているのですが、「プロアクティブ治療中にも再発はあります」とあるのですが、全てではないとは思いますが、その再発した患者様の状況を細かく調べると、実は賞状が再燃しやすい状態でも寛解状態と判断していたケースが見えてくると思われます。


具体的なところでは、皮膚の細菌叢を調べる事で、続けていたステロイド治療がプロアクティブ療法だったのか、リアクティブ療法だったのかがわかると思います。

もし、黄色ブドウ球菌やコリネバクテリウムボービス菌などの以上な細菌叢が見られていた場合、体内のIgEはデルタ毒素などで増強されやすい環境が続いていた、ということで、「炎症予備軍が待機」している状況です。


この何かをきっかけに炎症が再燃しやすい状況にあった場合、これを寛解状況というのは少々無理があるかと思います。

骨折でいいますと、折れた部分はくっついたけど動いたらまだ痛いしその痛みをひとまず痛み止めで抑えている、というのと同じです。


ちょっとしたバランスの崩れから、折れた部分に体重をかければ、また折れる、もしくは悪化します。

風邪で言いますと、解熱鎮痛剤を飲んでいれば、熱は下がった「楽になった」状況です。


楽になったからと言って、すぐに仕事に復帰をしたり、ハードな運動などをすると、解熱鎮痛剤の効果が切れますと、再び高熱が出る可能性があります。

こうした状態は寛解状態ではなく「治りかけている」という状況でしかありません。


治りかけ=再燃しやすい状況」、と言えますので、そうした状況で行われる治療法は、リアクティブ療法の側面が強いです。

ここに、ステロイド剤を使用する際の「デメリットゾーン」が関係してくると、今度は、プロアクティブ療法として使い続けるステロイド剤が、アトピー性皮膚炎を悪化させる、あるいは再発のきっかけになってしまう可能性がある、ということです。


おそらくですが、こうしたアトピー性皮膚炎の悪化や再発に対して、ドクターは、単にアトピー性皮膚炎の炎症が悪化しただけであって、ステロイド剤は関係ありません、と説明をされると思います。

しかし、デメリットゾーンにおけるアトピー性皮膚炎の悪化を生む「原因」を考えますと、そのアトピー性皮膚炎の悪化にステロイド剤が関係していた、可能性は否定はできないかと思います。


まして、本当にアトピー性皮膚炎が寛解した状態にある人に、ステロイド剤の使用を続けることは、健常な人に塗布した場合であっても、それが蓄積した影響が認められているのですから、免疫抑制効果による細菌叢の乱れを招いて、「新たなアトピー性皮膚炎のきっかけ」になってしまう可能性が考えられます。


これから先、プロアクティブ療法の問題点が指摘されるとしますと、おそらく年単位の長期間が過ぎてからと思われます。

なぜなら、短期間でプロアクティブ療法を終わった方は、当然なのですが、何かの問題点を抱えることはありません。


実際、ここ数年間で、プロアクティブ療法を続けてこられた方が症状の悪化で悩まれている方が増えてきていると聞きます。

その多くは通常のステロイド剤治療、つまり「リアクティブ療法」と同じ状態を示しています。


長い間にわたりプロアクティブ療法を「続けても良い根拠」は、実はまだ確率したものではない、ということ、またドクターが治療を行う際に、プロアクティブ療法とリアクティブ療法の明確な境界線も定まっていない、ということは重々理解する事が大切です。

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