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記憶に残るスポーツ名場面
記憶に残るスポーツ名場面
たまたまつけたテレビで『記憶に残るスポーツ名場面』というのをやっていました。
一般の人にアンケートをして順位を決めるわけですが、一番多かったのはWBCの優勝、大谷選手が盟友のトラウト選手を三振で打ち取るというシナリオにもかけないような物語は記憶に新しいようです。
私が個人的に記憶に残るのは2006年トリノオリンピックのフィギアスケート荒川静香さんの金メダルのシーンでした。
当時私たち親子は学業のために自宅とは別に小さな部屋を借り、人生の崖っぷちで戦っていました。
家庭の事情でいつあきらめてもおかしくない状況を『絶対に人生をあきらめない。あきらめようにもあきらめきれない。』そんな思いで過ごしていた時期でした。
もがいている毎日のある朝、小さな台所の小さなテレビが映し出していたのは生放送で演技する荒川選手の様子でした。
何となく見入っているうちに例の歌劇トゥーランドットから『誰も寝てはならぬ』の曲にあまりにもふさわしいイナバウアー(厳密にはイナバウアーという技ではないそうですが)。
毎日が張りつめていたのでしょうか、感動で一気に感情が噴出して涙があふれていました。
トリノオリンピックのメダルは荒川さんの金メダル一個。
まさに値千金。日本中の鬱憤が晴れた瞬間でもありました。
後で知ったのですが、フィギアスケートはとてもお金がかかるスポーツで、これでメダルが取れなかったら引退と覚悟して臨んだ大会だったようでした。
まさに『あきらめようにもあきらめきれない。』
荒川さんの執念が、とんでもない集中力をもって発揮され、素晴らしい曲、ロイヤルブルーのお衣装と共に私たちの心に響いたのでした。
あれから20年。
私たちの頑張りは実ったのかどうかよくわかりません(笑)
子供たちも、今は子を持つ親となりました。
が、つい先日、娘がぽろっとこぼした一言
「できる限りはしてもらったと思っているよ。」が誉め言葉と受けとりました🥰
🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎
さて、子を持つ親心はどこも同じ。
ゴールデンウィークですね。そして、端午の節句はもうすぐ。
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