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忘れられない人々VOL11
忘れられない人々 VOL11
『気にしないか、気にしないか』
Yさんと、奥さんは本当に自然体。
いつも穏やかな空気がほわーんと流れていました。
ですが、Yさんには進行性の難病がありました。
難病とは『発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病であって、当該疾病にかかることにより長期にわたり療養を必要とすることとなるものを言う。』
とあります。
やっぱり、進行性難病の診断を受けると、どんな人でもずっしりと心が重くなるのだと思いますが、Yさんと奥さんはそんなことをほとんど感じさせないふんわり感でした。
穏やかに暮らしていたある日、Yさんの家の近くで火事がありました。
翌日の訪問で「昨夜の家事はこわかったでしょう?」と尋ねると、
お二人とも「え?火事があったんですか?」と、なんと気づいておられなかったのでした。
いざ、本当に災害などで避難が必要な時は支援の対象となってはいましたが、それでもその泰然自若といいますか、腹の座りっぷりに脱帽したのでした。
『気にするか、気にしないか』ではなく、『気にしない』の一択。
だからかどうかは定かでありませんが、Yさんの病気の進行はとてもゆっくりでした。
50代で発症した後も、定年まで仕事を続け、いつの間にか元気だった友人や同僚がこの世を去ってもYさんはそれなりにお元気で、ほんの少しづつ年齢と共にできないことが増えていったという様子でした。
どうしても、私たちは目の前のことに一喜一憂しがち。
気にしない力が、Yさんの人生から平穏を奪い去らなかったのではないかと思ったのでした。
出来事は受け取り方で、変わるのだなあと学ばせていただきました。
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今月のご紹介です。父の日の贈り物にも良いかもしれません。
愛知県の写真家廣瀬美笑子氏です。『第49回 2024 JPS展』で優秀賞受賞。
作品は3枚の組み写真で作品名は「老いても我れ店主」です。
年老いた80歳を過ぎた店主が、楽しくお店を守っている様子が素敵でカメラに収めたそうです。
大ベテランで現役の廣瀬さんが、生涯現役で生き生きと生きる市井の人を撮るというすばらしさ。
他にも抜群のセンスと人生観で撮った作品が並びます。
こちらから↓↓↓
もう御一方
同じく愛知県の足ととのえ処SUNの坂東陽子さん
介護のお仕事をされていた時に、足が、健康にとても深く影響していることを知り、勉強して開業。
フットケア専門のサロンを経営されています。お父様の足のケアされて、とても喜ばれたと。
改めて、足、見直さないといけないかもしれません。
こちらから↓↓↓
https://tsuku2.jp/ashitotosun