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チャットGPTに思う

チャットGPTに思う

 

今から10年位前になるでしょうか、当時一緒に住んでいた長男が

「そのうち、人類はAIに使われるというか、乗っ取られないといいけどね。」

と言っていたのを覚えています。

 

「ふーん、今時の青年は時代をそう読むのか。」くらいに思っていましたが。

最近では、チャットGPTがテレビをつけるとニュースや情報バラエティでも取り上げられて、皆さん興奮気味にすごいとおっしゃっている。かとおもえば、ニュース原稿をAIさんが読んでたりします。

 

ビックリ、確かに、すごい。

だけど、なんだか、あんまりうれしくはない。

 

1つは、私も何かわからないことがあるとすぐにグーグル検索しますが、頭使ってないなーと感じます。これ以上考えなくなるということが怖い。

2つ目は、なくなる職業があるといわれているのが現実化するのだろうなということ。

 

先日立ち寄ったファミリーレストランではロボットが頼んだ品を運んできました。

そのことそのものよりも、それを、お客さんが不思議がらずに当たり前のように受け入れていることにもまたビックリ❕❕  学習が早いというのか、適応が早いというのか。

子供でさえ、珍しがって近寄ることをしていません。

 

ケアマネジャーの仕事に立ち返って考えた時、ケアプランはクリック一つで出てくるようになるのかもしれません。でも、寄り添うこと、傾聴、支える事、解決策を探すこと、強みを見つける事、チームを作ること、相手を慮ること、本人理解、といったソーシャルスキルはAI には難しそうです。

 

え?、それもAIの方が優れているって?   むむむ、よもやそんなことにならないように、私たちは日々努力、精進しないといけなさそうです。

 

『コロナが収束しても、コロナ前と同じには戻らない。』と言われています。

確実に、そして、急速に世界は次のステージに進んだようです。

 

そんな中でも、進化を嫌わずに、進化したからこそ、人としての大切なものを見失わない、流されない、確固たるものを腹に据えたいものです。

ジダイにあらがわず、共存共栄、ある意味楽しむくらいの余裕を持ちたいなー。

 

揺るがない自分というのはちょっと自信がない(笑)。

だからこそ、パートナーや、チーム、仲間と手を取り合って生きたいですね。

 

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