走るのが怖い。でも、止まる方がもっと怖い。

怖くないわけじゃない。

正直に言えば、ずっと怖い。

量も種類も、今までやったことのないことを
「お前できるだろ」と背負わされる。

できるかどうかなんて分からない。

でも最近、ひとつ気づいた。

止まっていても、怖い。

現状維持は衰退。

それはよく聞く言葉だけど、
本当にそうだと思うようになった。

走るのは怖い。
失敗も怖い。
期待に応えられない未来も怖い。

でも、止まっていたら、
自分が自分にがっかりする。

それが一番怖い。

昔は怖くて顔が固まっていた。

何も言えなかった。
言われたことを飲み込むだけだった。

でも今は違う。

怖くても言う。

「今日は帰ります。」
「それはできません。」
「覚えておいてください(笑)」

言い切れるようになった。

怖さがなくなったわけじゃない。

怖いまま、走っているだけ。

でも不思議と、
走っていると怖さは形を変える。

“恐怖”が“緊張感”になる。

“不安”が“集中”になる。

止まっていると、
怖さは膨らむ。

走っていると、
怖さは前に進む力になる。

私はまだ完成していない。

でも、止まるより、
走る方を選ぶ。

怖いなら、
怖いまま走る。

それでいい。

私は今日も、
私は私をやっている。
整える人は強い 一覧 私は今日も、金子佳世をやっている。