2026.02.28
私は今日も、金子佳世をやっている。
私は何者でもない。でも、ここにいる。
神楽坂のしゃぶしゃぶ屋さんだった。
展示会3日間を終えたあとの打ち上げ。
少しだけ解放感があって、
みんなやりきった顔をしていた。
経営者たちと、トレーナーたち。
私はその中で、ちょっと異質な存在だった。
特別な肩書きもない。
派手な実績もない。
ただ、そこにいる人。
そのとき、ふと聞かれた。
「金子さんって、何をしている人なんですか?」
悪意はなかった。
純粋な疑問。
でも私は、答えに詰まった。
私は何をしている人なんだろう。
資格はある。
いろいろやっている。
でも、どれも“これです”とは言い切れない。
私は何者でもない。
そう思った。
そのとき、隣から声がした。
「分かってないな。
金子さんは“金子佳世”をやっている人なんだよ。」
みんなは笑った。
「え? それ、どういうことですか?」
場は和んで、会話は流れた。
でも私は、その言葉が胸に残った。
ああ、それでいいんだ。
私は、何かの肩書きにならなくていい。
私は私をやっていればいい。
私はセミナージプシーだった。
資格を取り、
学び、
でも自信にはならなかった。
何者かになりたくて、
何者にもなれなかった。
でも今は思う。
何者かになるより、
自分を整え続ける人でいればいい。
朝、書いて整える。
身体を動かして整える。
人と組んで整える。
場を整える。
すごくなくていい。
整えれば進める。
「私は何者でもない」
そう思っている人へ。
大丈夫。
あなたももう持っている。
すでに学んできた。
すでに経験してきた。
あとは整えるだけ。
ここにいたら、
なんか面白いことが起きそう。
そんな場を、私はつくっていきたい。
私は今日も、
“金子佳世”をやっている。