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栄養価について1
こんにちは、花井養鶏場 花井です(^^♪
みなさまゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか??
花井養鶏場のお客様は飲食店だったりスーパーだったりするので、どちらかと言うと
繁忙期で御座います。 皆さんに楽しんでいただくお手伝いをさせて頂く立場なので御座います。
さて、連休と言う事でちょっと難しい話を、卵の栄養価についてです。
アミノ酸スコア http://www.jpa.or.jp/chishiki/aminosan/01.html
食品たんぱく質の栄養価を科学的に示す方法として「アミノ酸スコア」があります。
人間のからだにとって理想とされる必須アミノ酸の量に対して、その食品に含まれている必須アミノ酸の割合を算出します。
すべての必須アミノ酸が必要とされる量を満たしている たまごはアミノ酸スコアが100です。
〇アミノ酸とは?
私たちの身体は、約60%が水、残りの約40%のうち半分程をアミノ酸が占めています。
このアミノ酸は20種類あり、これらの組み合わせによってたんぱく質が構成されています。
このうちの一つでも欠けてしまうと、たんぱく質を合成することができません。
〇必須アミノ酸
20種類のアミノ酸のうち、私たちの体内でつくることのできない9種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、
メチオニン、トリプトファン、スレオニン、リジン、ヒスチジン)が「必須アミノ酸」と呼ばれています。
体内でつくることができないため、食事から摂取する必要があります。
〇非必須アミノ酸
体内で糖質や脂質からつくることのできる11種類のアミノ酸(チロシン、システイン、アスパラギン酸、
アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニン)が
「非必須アミノ酸」と呼ばれています。
〇たんぱく質が不足すると
筋肉量の低下、疲れやすくなる、病気への抵抗力の低下、やせにくくなるなど、様々な不調へつながる可能性があります。
体内では、「食べたもののたんぱく質が消化によりアミノ酸へ分解される→分解したアミノ酸が新たに合成され、
たんぱく質がつくられる→再び分解される」という代謝を繰り返しています。
古くなったたんぱく質は、アミノ酸に分解され肝臓で新しいアミノ酸につくり変えられます。
一部のアミノ酸は、水とアンモニアに分解されて尿として排泄されてしまうので、アミノ酸が不足しないよう補給しなければなりません。
通常の食事をしていれば、アミノ酸が不足することはないとされています。
しかし、ダイエットで食事量を大幅に減らすなどは、アミノ酸不足の原因となるので注意しましょう!
〇タンパク質を構成するアミノ酸とは
口から入った食品は、食道から胃へ運ばれ、十二指腸から小腸、大腸を通り、不要なものは便として排泄されます。
消化器官を食品が通っていく過程で、それぞれの器官から分泌される消化液の影響を受け、吸収されやすい形となって体内に吸収されます。
食品から摂取したタンパク質は、消化酵素によって分解されてから、体内に吸収されるのです。
〇なぜアミノ酸スコアが高い方が良いのか?
アミノ酸スコアは、よく木桶に例えられます。板が組み合わさった木桶は、一部の板が短いと、
短い板の上部までしか水を溜めることができませんよね。溜める水を「合成するタンパク質」、木桶の9枚の板を「必須アミノ酸」と考えると、
1つの必須アミノ酸が足りなければ十分にタンパク質を合成できないのです。
肉・魚などの動物性食品はアミノ酸スコアが高く、穀類・野菜類などの植物性食品は必須アミノ酸のいずれかが不足し、
アミノ酸スコアが低い傾向があります。
しかし、不足している必須アミノ酸があるとしても、ほかの食品からアミノ酸を補うことで、バランスを整えることができます。
例えば、ロールパンのアミノ酸スコアは56。必須アミノ酸のうちリジンが不足していますが、
ほかの食材からリジンを補うことで有効活用できます。
と言う事で、当然ながら自分の体は食べたモノから出来ていますので何を食べるかが大事…当然美味しいと感じる事も同じくらい大事だと
思いますがね(^^♪
あっちこっちからの引用ですが自分なりに情報をまとめてみました。
今回「栄養価について1」と題しましたのでまた続きになるようなメルマガも発信させていただきたいと思います。
なんと今回は驚きの1900文字ww 皆様、良い連休を(^^♪