Amazon出版を選んだ理由 〜私が目指すボーダーレスな世界〜

Amazon出版を選んだ理由 ~私が目指すボーダーレスな世界~

2005年に『私は心を伝える犬』を出版した時も、その後の漫画や詩集も、日本の出版社から発行しました。

日本国内で本を届けるには、それが当たり前でした。

しかし、今回出版した『エメラルドの狼と四つのしっぽ』は、初めてAmazon Kindle Direct Publishing(KDP)を利用しました。


理由は一つです。

世界中の人に届けたかったから。

私はこれまで、アメリカで学び、世界デフゴルフ連盟(WDGF)の活動を通して、多くの国の人たちと出会ってきました。

私の活動は、いつも「国」という枠をあまり意識していません。

日本人、アメリカ人、韓国人…。

ろう者、聴者…。


そうした違いよりも、「一人の人」として出会い、つながることを大切にしてきました。

だから、Amazonという「世界へ開かれた出版社」に、とても魅力を感じました。

まさに、私が目指しているボーダーレスという考え方にぴったりだったのです。


最初は電子書籍だけを出版する予定でした。

AIの進歩もあり、「これからは電子書籍の時代かな」と思ったからです。


ところが、実際に出版してみると、多くの方から

「紙の本はありませんか?」

という声をいただきました。

そこで紙の書籍も出版することにしました。

結果として、今日までに旅立った86冊のうち、

  • 電子書籍 15冊
  • 紙の書籍 71冊

という結果になっています。



紙の本を選ぶ方が圧倒的に多く、

「ページをめくる感覚が好き。」

という声もたくさんいただきました。

デジタルが進んでも、本には本ならではの魅力があることを改めて感じています。



そして嬉しかったことがもう一つあります。

昨日、数年ぶりに韓国の友人とオンラインで話しました。

一緒に過ごしたのはアメリカで約1年間。

それでも私のことを覚えていてくれて、

「本を見たよ。買うね。」

と言ってくれました。


さらに、今日までにアメリカへも2冊旅立っています。

出版社が変わったことで、本当に世界へ届けられるようになったことを実感しました。


今回、本を購入してくださった方の多くは、友人や知人です。

レビューやアンケートにも協力してくださり、

「涙が出ました。」

「何度も読み返しています。」

「このページが一番好きです。」

そんな感想を読むたびに、一冊の本は完成して終わりではなく、読んでくださる方と一緒に育っていくものなのだと感じています。



私はいつも思っています。

ボーダーレスとは、国境をなくすことではありません。

国や文化、それぞれの違いを大切にしながら、人と人がつながっていくこと。

Amazonという出版社との出会いは、その考え方を本という形で実現してくれました。

この一冊が、これからも少しずつ世界へ旅立ってくれることを楽しみにしています。


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