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メールマガジン バックナンバー
この時期(10〜11月)に起こりやすい季節性身体症状は?
こんにちは。
いつもタカ治療院にご来院いただき、ありがとうございます。
10月も折り返しとなり、すっかり寒さを感じる季節になってきました。
おそらくきっと、体調不良や身体の痛みなどを感じている方も多いのではないでしょうか?
本日のメルマガは「季節性の身体症状」についてお話させていただきます。
「現代医学的」と「東洋医学的」観点からまとめてみましたので、参考にしていただき
早めの対応をするよう心掛けていただければと思います。
◎【現代医学的にみた身体の変化】
1.自律神経の乱れ
・朝晩の寒暖差が大きく、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れやすくなる。
主な症状として・・・
・疲労感、頭痛、肩こり
・めまい、立ちくらみ
・睡眠の質の低下、イライラ etc
2.冷えと血行不良
・気温低下により血管が収縮し、末梢血流が悪化します。
主な症状として・・・
・手足の冷え
・肩こり、関節痛、腰痛の悪化
・消化力の低下(胃もたれ、便秘)
3.呼吸器・免疫のトラブル
・空気が乾燥し始め、ウイルスも活発になる時期です。
主な症状として・・・
・のどの痛み、咳、鼻づまり
・気管支炎や風邪の初期症状
・肌の乾燥、かゆみ
4.メンタルの落ち込み(秋うつ)
・日照時間が短くことで、セロトニン(幸せホルモン)の分泌が減少する。
主な症状として・・・
・気分の落ち込み、やる気低下
・食欲増進(特に甘いものや炭水化物を求める)
・睡眠リズムの乱れ
これに対して・・・・・
◎【東洋医学的にみた身体の変化】
東洋医学的にはこの時期は「秋=肺の季節」とされます。
肺は「呼吸」と「皮膚(バリア機能)」を司り、乾燥に弱い臓器ともいわれます。
〇肺が弱ると出やすい症状
・乾いた咳(空咳)、のどの違和感
・肌荒れ、かゆみ
・鼻ずまり、花粉症様症状
・悲しみや寂しさを感じやすくなる(情緒的な「肺の不調」)
〇対応法(東洋医学的セルフケア)
・白い食材(大根・れんこん・梨・白きくらげ)などで潤いを補う。
・就寝を早め、体内リズムを整える。
・胸・背中・首を冷やさない。
※光線療法などでは「胸部・背中・足裏」の照射が特に効果的である。
光線療法の作用と効果などブログにて記事更新していますので、ご購読してみて下さい。
可視総合光線療法の説明:https://x.gd/D3DOo
このような感じで、この時期に痛みの出る理由や風邪症状の多いことなどが理解できるかと思います。
これから益々、寒さが厳しい時期になります。
皆様、体調管理、早めのご対応を心掛けてお過ごしくださいませ!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。