鍼灸マッサージ【タカ治療院 C&R/シーアンドアール 】

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症状や痛み回復の早い&遅いとは?

こんばんわ。

いつもタカ治療院にご来院いただきありがとうございます!

明日からは3連休!天気がやや心配ではありますが、皆様、良い休日をお過ごしください。

明日の土曜日、13(祝)は当院は診療しておりますので、よろしくお願いいたします。
https://x.gd/VskqI

本日は痛みの回復の「早いVS遅い」について少しだけお話しさせていただきます。
このテーマで多く耳にする言葉は・・・・・
症状の回復などは、 ・若いと早い!とか・スポーツ選手は早い(鍛えているから!)と言うことを仰る方、思われている方、多いと思います。

確かに若者は症状の改善は早いのかもしれません!これは認めざるを得ません。
身体のパーツの使用頻度も異なるし、中高年や高齢者に比べて、耐性や鮮度も異なる為です。

では!スポーツ選手はなぜ早いのか?(すべてとは言いませんが)
または、中高年や高齢者は本当に回復が遅いのか?

実はこれには理由があります。
まずスポーツ選手の場合に限って言えば、なぜ回復が早く、競技復帰できるのか?
これはやはり【ファーストエイド】の影響かと思います。

私もスポーツ現場での経験が約30年近くになろうとしていますが、今も昔も変わらないのは、ケガ発生直後の対応が早いということにあるかと思います。
どういうこと?って思われるとおもいますが・・・
スポーツ現場では【RICE処置】という処置方があります。

【RICE】とは?
rest(安静) ice(冷却) compression(圧迫) elevation(挙上)の4つの頭文字を並べたものになります。

スポーツ現場においては受傷直後は可能な限り、速やかにこの【RICE処置】を行います。
その後、必要であれば医療機関など診察受診、またはトレーナーなどによる治療を行います。

皆さんも冷やす(冷却)などは打撲やぎっくり腰など発祥の際は、比較的される方も多いかと思います。
ちなみに湿布は冷却効果は全くありませんので、冷やす際は保冷剤などを使用するようにしてください!
痛めた後の最初の処置はスポーツ選手も一般人もとても大切になります。

では、最初の処置って【RICE】だけなの?って言いたくなりますが、違います。

痛みが出始めたり、違和感を感じたりした際に早めに診てもらったり、治療を受けたりすることも
立派な【ファーストエイド】の対応となります。
痛みが強く出る前に処置、対応をすることで、悪化を未然に防ぐことも可能となります。
回復が早いというのはそういう事でもあります。

逆に回復の遅いという方に多いのは?
・痛みが引くのを待たれたり 
・時間がなくて通院を先延ばしにしたり 
・とりあえず「湿布」と「痛み止め薬」で対応したりと言う方多いのではないでしょうか?
臨床やっていると本当に多いですね、我慢しちゃう方やセルフ治療してしまう方!(セルフケアとは別です)

原因が判り、対応が早ければ長引かない症状も対応次第では回復が大幅に遅れてしまいます!

例として・・・
ポピュラーな疾患で挙げられる、「ぎっくり腰」や「五十肩・四十肩」などは実は早い対応で治癒期間も変わります。
「寝違い」なども同じ部類になりますね!

特に肩関節周囲炎(五十肩)は≪進行性の疾患≫であり、放置しておくと・・・
➡痛みが日に日に増し、拘縮による可動域制限が生じる難治な疾患であります。

でも、この五十肩は初期治療(早めの治療)で経過が変わります。
初期に「炎症を最小限に抑え」「拘縮を予防する運動を実践する」 初期対応で進行を防ぐどころか、早期の回復が望めます!

すべての症状疾患には該当はしませんが、多くは早期の対応で皆様のその症状も早期回復が望めます。

回復を「早める」も「遅める」も自分次第であるということになります。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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