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もし身体に痛みが出た際、冷やす(アイス)or温める(ホット)の二択、あなたはどちらを選びますか?
こんにちは。
いつもタカ治療院をご愛顧いただきありがとうございます。
関東地方も梅雨明けし、いよいよ夏本番を迎えています。
繰り返しになりますが、「熱中症」気をつけてお過ごし下さい!
本日のお題は「冷やすor温める」
熱中症の話題が出たところで、冷やすに決まっているだろう・・・と言いたいところではありますが、
本日は急な痛み、症状が出た際にどちらを選択するかについて(初期対応)少し話をさせていただきたいと思います。
普段、患者さんからも、冷やしたら良い?温めた方が良い?という質問は本当に多く聞かれます!
でもこれ本当に悩ましいことなんです・・・
一般的には非常に判断が難しいですし、専門家でも間違った見解を述べているくらいなので・・・
今回は【腰痛(ぎっくり腰)】を例に「冷やす」「温める」の基準と目安をお話ししたいと思います。
いわゆる【ぎっくり腰】も発症原因は様々です。
あまり知られてはいませんがぎっくり【腰=魔女の一撃】ともいわれています!
理由は突然ぶたれたような痛みが走るからみたいです・・・
#1 そこで突然起こる腰の痛み
例えば・・・あるあるをいくつか列挙いたします。
・朝の洗顔時にフリーズ💦
・重い荷物を抱えた際に激痛💦
・くしゃみの勢いで「ピキッ!」
・無理な態勢でからだを捻った時に「ズーン💦」
これらに共通するのは急に起こった痛みです。
一方で・・・
#2 徐々に時間と共に一日を通して段々と痛みが増す腰痛。
・朝起きたら腰が痛い、重い→日中から夕方にかけて悪化🔥
・一日、座っていて、もしくは立っていて腰が痛い🔥
・瞬時の動作で腰に違和感→時間と共に痛みが増悪🔥
・数日前から徐々に痛みが増してくる🔥
・身体が冷えて最初は腰に軽い痛みも日毎に増悪🔥
皆様、少なからず上記の症状や状態はご経験があるのではないでしょうか?
そして整形外科や治療院に行く前に先ずは冷やすか?温めるか?考えると思います。
もちろん応急処置の判断としては間違いありません!
同時に湿布を貼るという行為も〇です!
ただし湿布で冷やすという認識は×です!湿布はあくまでも冷やすではなく「鎮痛効果」の役割になります。
ただ湿布はお持ちであれば是非ともすぐに貼ってください!
少し話が脱線しましたが、「冷やす」「温める」の話に戻ります。
簡単に述べますと・・・
#1 の場合は「冷やし」ていただくと良いです。
自宅であれば、保冷材などを衣服の上から、またはキッチンペーパで保冷剤を包み、皮膚に直接当てます。
衣類や紙を介して行うのは凍傷を防ぐためであります。
時間的には15分から20分目安で行います。
この時、冷やすことが出来なくても、温めることは避けていただきたいです!(入浴など)
急な痛み、外傷性の痛みの際は炎症症状が起こっています。
炎症時に温熱行為は火に油を注ぐようなもの、くれぐれもお気をつけください!
#2 の場合は冷やさず温めていただくことで症状は多少軽減します(入浴、冬ならカイロなど)
なぜなら、血液の循環が悪く、筋緊張が増し、痛みを引き起こします。
これは慢性的な腰痛にも効果があります。
温めることで、血流の流れが良くなり痛みが軽減するということです。
ここまで話すと何となく、他の症状に対しても判断できると思います!
・「捻挫」や「打撲」などはっきりとした原因があった症状には「冷やす」
対して・・・
・古傷や慢性的に症状が出るなどの際は「温める」ことが良いかと思います。
症状が出た際の「初期対応」は非常に大事になります。
初期対応により、治療期間、完治までの期間が明らかに変わってきます。
万が一、判断に迷った際には当院までお問合せいただいても大丈夫ですので
自己判断だけはしないようにお願いいたします!
本日も最後まで、ご購読いただきありがとうございます!