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《なぜ納豆に「からし」?!》
こんにちは!ひたちの納豆屋の女将の菊池です。
まさに「真夏」ですね。台風は人さわがせだし、
地域によっては40度近くの気温になるところも・・・。
先日、私は東京出張で軽い熱中症になり、都心のビジネスホテルでぐったりしておりました。
お盆休みで長距離移動のかたもいらっしゃるでしょう。
みなさま、体調管理にはしっかりと気を配ってくださいね!
さて、今日は納豆によく付いてくる「からし」の話しです。
昨年、NHKのチコちゃんで特集していて、アンケートによると
今は半分くらいの人がからしを使わないそうです。
弊社の社長は幼い頃に親が納豆の引き売りをしていた記憶があり、
当時はお客さん持参のどんぶりに納豆を入れて、その器の端っこにからしを添えたそうです。
それから経木包みになり、日立製作所の寮納めの時代を経て、
大量生産でパックにタレとからしを入れるようになった経緯まで、すべて自らの体験として知っています。
が、そもそも「なぜからしをつけたのか?」は知らなかった!
その答えは…
「昔は冷蔵庫がなかったから〜」
だそうです。
からしは、常温で置かれた納豆が発するアンモニア臭を消す効果だったんですね。
なぁんだ。
冷蔵庫のある今はなくてもいいんだ〜。
そんな理由は知りませんでしたが、
お客様の声もあって、菊水食品の「なちゅらるなっとう」「黒豊」をはじめ、紙容器の商品にはほとんどからしをつけてません。
「からしが付いてないじゃないか」というクレームはありません。
実は「タレもいらない!」というお客様が多いのですが、
さすがに「タレはほしい!」という声も根強く、
全廃には至っておりません。
特に納豆臭さのない菊水の納豆は、
ほんの少しの上質の調味料(自然塩、白だし、しょうゆ、オリーブ油etc)で食べてみてほしいです。
大豆の甘さが引き立ちます。
ちなみに、菊水ゴールド納豆に付いてる本がらしは
ソーセージにつけても美味しいです(^^)/
有限会社菊水食品 代表取締役 菊池啓司
書いている人→運営担当 菊池計子
スタッフ一同