グレープフルーツと医薬品

みなさん、こんにちは。

 

本日は、グレープフルーツと医薬品のお話です。

 

普段、お薬を飲むときにお水以外で飲んだりしていませんか。

 

実は、一緒に口にするもので特に気をつけないといけない有名な食べ物がグレープフルーツなのです。

 

薬が肝臓などで代謝されるときには、「チトクロームP450」という酵素が働いてくれています。

 

一方、グレープフルーツには、フラノクマリン類という成分が含まれており、この「チトクロームP450」の働きを抑制してしまいます。 

 

分解できなくなった薬効成分がいつまでも血液中にいることになり、血液の中の薬の濃度が上がってしまいます。

 

すると、通常よりも薬の効果や副作用が強くあらわれてしまうのです。

 

一部の血圧の薬やコレステロールの薬、てんかんの薬、ホルモン剤、免疫抑制剤、不整脈の薬、抗不安薬など、多数の薬が「チトクロームP450」によって分解されています。


もし、この酵素によって分解されている血圧の薬をグレープフルーツジュースで飲んだら、血圧が下がりすぎてしまうということなのです。


病院で処方されたお薬を薬局でいただく時に、お薬の説明書もいただくことがあると思います。

 

その用紙には必ず目を通して、グレープフルーツ(食べ物としても飲み物としても)と一緒に飲まないように注意事項が記載されていないか、必ず確認するようにしましょう。

 

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