2026.10.05
ロイヤルホストのコーンスープ
ごきげんよう🎶
(一社)日本アロマ蒸留協会 代表 森あつ子です。
今朝は、仲良くさせていただいている弁護士さんからご紹介いただいた素敵な方と、ZOOMでお話をしました。
お互いの活動についてお話ししているうちに、
共通する想いや考え方がたくさん見つかって、
とても盛り上がったのですが……
その中で、2020年にお母様を介護し、看取られた時のお話を聞かせていただきました。
その方は千葉県在住。
お母様は大阪にお住まいで、
介護のため、千葉と大阪を行き来されていたそうです。
そして、いよいよお母様が食べることが難しくなった時。
お母様が、
「ロイヤルホストのコーンスープが飲みたい」
とおっしゃったそうです。
両親共に、共働きで、週末に、家族でよく行ったのが、当時大阪に出来たばかりのロイヤルホストだったのだそう。
そこで家族でお話ししたり、子供時代に、ロイヤルホストに家族でいくのは幸せな時間だったそう。
お母様も同じだったようで。。。
きっと味だけではなく、
そこで過ごした時間や、
家族との思い出も一緒に蘇っていたのかもしれません。
お母様は、特にロイホのコンスープが好きだったそうで
必ず注文されていたのですって。
お母様が欲しがっているということでお店にお持ち帰りをお願いしたそう。
通常、コーンスープはお持ち帰りができなかったそうですが、
事情をお話しすると、お店の方が対応してくださったそうです。
お店の対応、素晴らしいですね(涙)
けれど、もうお母様は飲むことができない。
そこで、その方は指にコーンスープをつけて、
お母様の舌にほんの少し触れさせてあげたそうです。
すると、お母様がとても喜ばれた、と。
そのお話を聞いたあと、その方がおっしゃいました。
「その時に、“香りの水”の存在を知っていたらなあ……これって、同じような想いをした方しか
わからないですよねえ」
とおっしゃっていて。
この言葉が、今日ずっと心に残っています。
食べられなくなる。
飲めなくなる。
それは、ご家族や大切な人が、実際にその立場になってみなければ、
なかなか想像することのできない世界なのだと思います。
私はここ数年、
介護施設などを訪れ、交渉する機会を数多くいただく中で、
もうひとつ感じてきたことがあります。
実際は、介護現場や経営者は、
一人ひとりに向き合う時間など基本的にないということ。
実情は、お見舞いに来る家族も少ないんだとか・・
実際に、そういった現場の声はよく聞きます。
「何かしてあげたい」
「少しでも喜ばせてあげたい」
「好きだったものを、もう一度感じさせてあげたい」
そんなふうに想ってくれる家族がそばにいること自体、
実は、とても幸せなことなのだということなんですよね。
現実には、
十分な時間をかけてもらえない方、
家族との関わりが少ない方もいらっしゃいます。
だからこそ私は、
今日のお話を聞いて、改めて思いました。
必要としている人に、
「こんな方法もあるんですよ」と知ってもらう活動を、
やっぱり続けていかなければならないなと。
人間にとって「食べる」ということは、
単に栄養を摂るだけではありません。
食欲は、人間の根源的な欲求のひとつです。
そして食べ物には、
味だけでなく、
香りがあり、
記憶があり、
家族との時間があります。
たとえ十分に食べることが難しくなったとしても、
香りを感じることが、
その人の記憶や喜びにつながることがある。
私は、そこに
「香りの水」ができることがあるのではないかと思っています。
帝京大学 薬学部との取り組みは、YOUTUBEをご覧ください。
活動を続けるほどに、
「香りを楽しむため」だけではない、
香りの役割が見えてきます。
必要になってから、
「あの時、知っていれば」と思うのではなく。
必要になる前から、
暮らしの中にこんな選択肢があることを知っていただく。
それも、日本アロマ蒸留協会の大切な役割なのだと、
今日、改めて感じた一日でした。
必要としている方に、
必要な時に、
この情報が届きますように、地道な活動続けて参ります。
さて、協会認定プロダクツ ATR PLUSの活用セミナー。
9月は、アーカイブ受講を可能にさせていただきましたが、
たくさんの声をいただきましたので、今後もアーカイブでご覧いただけるように
いたします。
前回のアーカイブをご覧になりたいという方も
お申し込みいただければ 3日以内視聴で可能です。
次回は10月27日 20時からとなります(アーカイブあり)
主にスキンケアに特化してお伝えします。



